大学応募エッセイは誰が読むのかーUCLA | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

大学応募エッセイは誰が読むのかーUCLA

息子が大学教育の専門職になるための訓練をUCLAでうけているのは、ご承知の通りでのなかには、当然合否審査についてもあるわけですが、彼が授業中に習ったことのなかで、皆さんも興味がありそうな話があったので、ご紹介します。

応募者や親の疑問として、UCなどでは、実際に全部の応募者のエッセイを審査に携わる専門家が読むのかどうかという疑問があります。この疑問と言うのは、まず、成績、SATの点数での足きりのあとで、のこった応募者についてだけのエッセイをよむのではないか、全部の応募者のものはは読まないのではないかという疑問です。UCLAでは、てこの答えは、全部の応募者のものを、二人が読み、その評価が分かれたものについては、3番目の読者が審査するという制度となっているそうです。

UCLAのような大型の大学では応募者数も毎年、新入、編入で6万人程度と巨大ですから、少なくても、12万回はエッセイが読まれることになります。そこで問題になるのが、読み手の数です。UCLAの入学審査係は総勢35名しかいません。、この少人数で、これだけのエッセイを期限内に全部2回読みきるには物理的な問題があります。たとえば、Pomonaではこの人員が20名で5000名の応募者に当たります。この比率の違いは、10倍ちかくなりますね。

したがって、UCLAでは、エッセイの審査は審査部だけではできないために、かなりの部分を外注していて、その発注先は公表はされていませんが、UCLAのほかの部署の職員、また、大学外の教育関係者などだそうです。いってみれば、入学審査のOutーSourcingをしているわけですね。したがって、審査の専門家以外の読み手が多いこの制度の問題点のひとつは、エッセイの統一的な審査の基準がどこにあるのかということで、これは、読み手の数が増えれば増えるだけ、その基準にも幅がでてきてしまうことが危惧されているようです。

私は、息子が高校生のときに、隣人のCSUの管理職員にこのエッセイの問題を尋ねたことがありましたが、彼女はUC Berkeleyの知り合いに電話で問いあわせてくれて、その結果も上のお話とおなじように、最低二人が全部のエッセイを読むと言う制度だと言うことを知りました。このころは、UC Davisはエッセイは読まないといわれていた時代でしたが、今ではかわってきているようですね。