今秋はじめての雨 | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

今秋はじめての雨

今日の夜から明日の朝にかけて、雨が予想されています。5月のはじめから秋まで一滴の雨も無いのが北カリフォルニアの気候ですから、待ちわびた雨ということになります。初回の雨は、事故の元といわれていて、5ヶ月間、道路の上に落ちて固まっていた、いろんな油がこの雨によって浮上するので、スリップ事故がやたらに多くなり、運転が危険な日だということになっています。

私の住む町ではいまだ、水の使用上の制限はありませんが、お隣の町では、強制的な水の使用量15%カットが適用されて、もし、これを超える場合には、超えた分については、目の玉がとびでるくらいの料金をとられます。私のすんでいる町では、サンフランシスコ市の水道局がヨセミテ公園のなかに持っているダムから、えんえんバイプで引いてきている水をわけてもらって、それを町のなかのからくみ出している井戸水とブレンドして家庭に配水しています。しかし、この両方ともに資源の減少が近年みられて、近郊のダム湖の水位は下がりっぱなしです。

私は1980年代のカリフォルニアの水飢饉の時の経験があり、お米を研いだ水を植物にやるとか、洗面器をづかって洗面してそれでトイレを流すといった、工夫をした記憶があります。一番、目に見える水飢饉の現象は、表の芝生が何処に行っても枯れていることです。給水の制限の第一は、車を洗うな、芝に水をかけるなということで、これは水使用監視パトロールがでてくるので、見つかると罰金でした。

今年の冬、大雪がふるように願うのみですが、もし、この雪がたりなければ、来年はは水の使用制限が強制されることになると思います。水源にちかい、私たちはまだましかと思いますが、他の地区からの水にたよる南カリフォルニアの皆さんはどうなるのか、気がかりです。

以前ものべましたが、水が北と南の資源争いの源です。たとえば、Socal(南加)Norcal(北加)という固有名詞もあるくらい、人々の心の中では南北の帰属意識が違いますね。 ふつうは自分はCalifornianといっているひとに
南と北ではすこし違うんじゃないと水をむけると、結構長い講釈があると思います。