釣り場でーラテン系と黒人 | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

釣り場でーラテン系と黒人

釣りを通じて、友人が増えています。この間は、何回か顔を見ていてはいたのですが、話をしたことのなかった、釣り人とお友達になりました。彼は42歳のメキシコ人で、子供が4人います。週日に見かける顔なので仕事はどうしているのかと問いましたら、Disability(身障者)だということでした。見かけは五体満足なのにどういうわけかといぶかっていたら、彼が説明してくれて、彼はUnion Plumber(職能組合に属する配管工)だったのですが、高所から落ちて大怪我をしたため、Plumberとしての仕事が出来なくなったため、このUnionからのPensionとSocial Securityをもらって暮らしているといのことでした。半身を強く打ち、顔の頭蓋骨がつぶれるほどの怪我だったので回復までに数回の手術が必要だったといいます。

話をしていて、気持ちのいい男なので、世間話をしていたら"黒人はダメだ”というので、どうしてかと聞いたら、黒人は悪い奴が95%だといいます。そのわけを訪ねると、自分の友達や親戚で黒人に襲われて怪我、殺された人が複数いると言う話です。オークランドの友達は、空き巣が多いので、気をつけていましたが、ある日家に帰るとばったり犯人と自宅のなかで顔をあわせ、それから乱闘になり、泥棒がナイフを抜いたので、カレージに走り、2x4(2インチx4インチの角材)を振り回したら、たまたま泥棒の頭にあたり、その結果は過剰防衛で罰金刑をくらったといいます。また、彼自身が住んでいる町でも、黒人によるメキシコ人に対する犯罪が後を絶たず、泥棒と鉢合わせて撃たれる、あるいは、強盗にあって財布を渡すのを拒否したとたんにズドンとくるという被害が何件もあるといいます。

彼に言わせると、メキシコ人たちは低給料でも一生懸命働き家族を養おうとするが、黒人は汗水たらして働こうとしないではない。黒人はクスリのために犯罪に走るものが多いしメキシコ人を食い物にしているとなるようです。

南からの移民たちがこの国にやってきて、低賃金のなかで、一生懸命に働き、家族が力をあわせて家を買うとなると、その値段が安い黒人地区に新参者として住むことが多いのですが、そこでできた混在する共同体の中では、この犯罪を契機としての反目が数多あるようです。おそらく、ラテン系と黒人の住居が隣り合わせになっている、アメリカ中のどの都市でもこの反目は程度の差があるにせよ普遍的に現在ではあるように思います。

この話は彼個人の経験によるもので勿論、一面的ですから一方的な意見で、黒人にとっては彼らなりの意見があるものと思います。人種の問題というのは難しいもので、思想的な立場と日常の対応の一致のむずかしさと言う大きな課題があるように思います。私は、黒人は、、、、と言わずに釣り友達のRさんは、考えてみたら黒人ですというような社会がくるのはいつかと思っています。

彼に聞き忘れたのが、大統領候補のオバマのことでした。彼がこの候補の事をどう評価しているのか是非聞いてみたいと思っています。