税金で買った虹鱒 | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

税金で買った虹鱒

まず、お知らせとして、この記事の欄のコメント一覧がなくなってしまいました。これは私が削除したわけでなありませんので、ご容赦を。NYマムさんから、ダブルメージャー、ダブルディグリーと夏期講座の単位移行についての情報が最近届いています。「Summer Session,Summer Program」の記事についてのコメントです。ご覧になっていただけたら幸いです。

さて、また、あの湖に釣りに行ってきました。その結果は完勝です。久しぶりに5匹つりました。今日は、朝は霧が深くて視界がとてもわるかったのですが、10時以降には日が照りだして、軽いジャケット一枚で
心地よい気温となりました。虹鱒は昨日の午前中に750LBSの放流があり、毎週重なる放流のため魚だらけではないかと思ってしまうのですが、簡単に釣れるというわけでもありません。

じつは昨日の午後、仕事の合間にちょっと抜け出してあの湖を訪れ、釣りはしませんでしたが偵察をしてきました。その間によさそうなところに目をつけて今日その取って置きの場からのつ釣りでした。どうも遠投が必要のよううなので、今日は鮭、海降性の虹鱒(Steelhead)用の9'の長い竿を持っていきました。糸は昨日の夜に6Lbsの強度もものをリールに巻いて今日に備えました。この竿は、私にとってはPerch用のもので、今まで淡水で使ったことはありません。まあ、これが奏功してか、完勝となったようです。今日は遠投距離では私が一番でした。

この釣りの最中にこの公園の職員が廻ってきたので、ちょっと世間話をしたのですが、彼はいうには、あの湖に放流される虹鱒の代金と大部分はこの公園区のある郡の住民税でまかなわれていると言う話でした。もうすこし説明をきいてみて、なるほどと思ったのですが、あの湖でも、釣り人と釣られる魚の相関関係は
10%の釣り人が90%の魚をつるというのが実態です。そうして、この10%の釣り人というのは、隠居した人たちが多く、彼らには年間有効の値引率の大きいパスがあります。62歳以上であれば、130ドルで、年間の釣りのPermitと駐車代が買えます。この年齢以下の私のような者は50ドルで年間の駐車パスを買うか、一回ごとに駐車料金5ドルを払い、その上に釣りに行くごとに4ドルの釣り許可証を買います。話をもどせば、このシニアーたちが、釣り日数も多いので、沢山のマスあるいは鯰をつりあげるのですが、彼らから徴収する料金では放流の経費の一部も賄いきれないという言う事です。

この公園区は2郡にまたがっており、その中には湖が6箇所ほど、キャンプ場や乗馬の施設、または、海岸での環境講座の施設などがありますが、これは住民税に上乗せされた税収で賄われています。そして、この
公園区の予算のなかに私にとって大事な虹鱒放流代金も計上されています。いってみれば、税金の割戻しを
魚でいただくという仕組みですので、これからも節税のために頑張ろうと思っています。

このような公園区が市や郡から独立して都市、郊外と切れ目のないメトロポリタン地域にあるのは、アメリカ国内でも珍しいそうです。北カリフォルニアならではという制度なのかもしれません。先見の明のある先駆者が開発に先駆けて土地の収用をしてきた成果の恩恵をいま私たちが受けています。この公園区は今でも山ごと買収といった公園区の拡張に熱心ですから、私もできるだけ応援したいところです。