教育程度と英語
昨日の夜息子と電話で話していたら、'助成金の申請理由書や、調査計画書を教授に添削してもらったら、どう見てもPHDが書いたような体裁のものになってしまったので、いま学部生のものに見えるように書き換えをしてる”という話でした。これは、たぶん
あまり語られていない英語の事実です。初対面の人と話を少しすると、学歴が大体分かります。それは、使う語彙や、言い回しといったものによるのではないかと思っています。ただ、この推理も100%あたるわけではなく、勿論例外の人たちもいます。たとえば、以前、共和党の大統領候補であった、元上院議員のBob Dole氏は庶民的な話し方をする事で有名です。この人の挨拶はHey How are you doing?という奴で、”おおい、どうだい調子は?"とまことに飾らない話法の人だといいます。しかし、政策などを語るときには、教育を受けた人のはなし方をしています。
日本からみると、皆一緒にみえる英語も、話す人の教育や階層、あるいは個別の文化の背景によっても違ってきます。今日の話題の教育程度をみれば、大卒を高卒ではあきらかに、においの違う英語を話します。これは、日本人がこちらの大学院に行って、教育を受けた場合にも言えることです。私の知り合いに、こちらのある名門の大学院の政治学の修士がいますが、かれが、アメリカ人と話していると、アメリカ人が何処の大学院に行ったのかと聞くことがあるくらい違うようです。おそらく、彼の英語もその、語彙の豊富さや、特定の言い回し、だけではなく、この英語を話す本人の受けた教育が話しのなかに投影しているという面も大きいのではないかと想像します。
まあ良く考えれば、当たり前のことで、日本でも多分にこの違いはあるのではないかと思います。ただ、こちらでは、その違いの大きさに戸惑うと言うことなのかもしれません。