記事とブログ | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

記事とブログ

ブログというのは、頭の中を掠めるイメージをピンで留めるようにして書きとめるということらしいと、この間、学びました。したがって、一時間半以上もかかって書くようなものはブログではないということらしいのです。そういう意味でいうと、わたしが愛読している皆さんのブログはこのブログの定義そのものではないかと納得しています。みんな心象風景の描写がうまいなあと関心してしまいます。


私の場合にはどうしても、癖なのか、この心象風景とかイメージをいっぺん蒸留しないと書けないという障害があります。素直でないと言う事かも知れません。したがって、どうしても”記事”になってしまうというのが結果です。自分のなかを風がぬけていくように、イメージをスーッと書けたら良いと思うのですが、これが難しい。You can not teach an old dog a new trick.ということなのでしょうか?それとも、テクノロジーが人間の思考の回路を変えつつあるのでしょうか。


もう一つの私のハンディはタイプをするということです。大昔に英文のタイプは日本で社会人になりたてのころ会社の先輩がタイプの教科書を私に渡して、”一ヶ月だけやる。打てるように練習しろ”ということが始まりでした。電動タイプライターの時代でした。しかし、こちらに来てからは、机に向かってと言う仕事から離れましたので、タイプなしの生活でした。日本語でタイプをするという習慣はこの2年ほどのことです。Eye and Hand Coordinationと言いますが、正確さとこのスピードをあげるにはひたすら練習と観念しています。修行中の乱筆にはご容赦を。