大人英語、子供英語
私が、こちらに移民してきたころ、お世話になった、家族の子供と良くはなしをしました。その時に
子供が私に言ったのは”You speak with big words"と言うコメントでした。”難しい言葉を使うんだから!”と言うような意味でしょう。そこで、感じたのは、そういえば、日本で英語を子供に話すなんて勉強はなかったなあということでした。先入観というのは恐ろしいもので、アメリカでは子供も
大人と同じ英語をしゃべるとうっかり思ってしまった訳です。良く考えれば、子供の語彙は少ないし、同じ意味の言い回しなら、ヤサシイ方を使うと言う事なのでしょうが、この区別がつかなかったのです。
子供のなかでも、赤ん坊となると、言葉自身がちがってくるということもあります。まだ、発音もしっかり出来ない子供ですから当たり前ですがね。随分まえに、姪の子守をしたことがあります。
その時にこの子が”ゲープ、ゲープ”というのですが、この意味がさっぱり分からない。そうしたら
息子が”葡萄がほしいっていってるよ”と通訳をしてくれました。
子供英語の検定試験があれば、私はいま、やっと達人見習いの程度だと思います。この科目の
教材、息子一人、姪3人,甥一人。