進歩は階段状
日進月歩と言う言葉がありますが、私の経験から、ちょっと違うなあと思う事があります。この言葉からイメージするのは、スムースな右上がりの直線だと思います。マクロ的に見れば、その通りなのでしょうが、個人レベルでのミクロの視点から見た場合にはもっと階段的ではないかと感じています。
つまり、ある事が出来るようになりたいと思って、努力をして、毎日その部分、部分が出来るようになりある日それが完成するというのではなく、毎日、今日も出来ない、今日もまだ、と言う日が続き、ある日、それがひょっと出来るようになるというのが現実に近いのではないのかと思います。
スポーツにしても、語学にしても、病気からの回復にしてもこの階段状進歩のルールというのが
当てはまるのではないかと思います。これは、どうも、努力の量が臨界点に達して初めて質に転化するという事かとも思うのですが、どうでしょうか、
この階段状でのつらいところは、次の階段に登る手前の平坦部のでのことですね。私はここに4ヶ月いたことがあります。ここで大事な事は、希望、そしてある人には,自信、または信仰、私には、楽観主義がおおきな助けとなりました。昨日できたことが今日また出来ないなんていうこともあり、平坦部での自分との格闘もあったりもします。
もしあなたが努力をしてもなかなか上達できないと言う不満をかかえているなら、いまは助走中、そのうちきっと次の高い段にジャンプできることをお忘れにならないように。