国家安全保障会議(NSC)の朝鮮半島有事対応に期待 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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自衛隊が法律上、予算上、人員不足上、北朝鮮有事に対してなかなか動けないだろうと予想される昨今です。中国の公船は十分な人員と船舶数がありますから、ローテーションを組んで休養をとりながら4~8隻くらいの体制でずっと尖閣諸島周りを巡回行動しています。

そこに休みなしでわずかな自衛隊の船と海保の船がずっと張り付いているわけです。ローテーションするほどの人員数がいないので、休みなく配備してもこれが限界なのです。しかも疲労はたまり、離職する人が増え、現場の曹士クラスの充足率は70%。潜水艦ではもっと低いのではないかと思います。
本来休みに入れるドックに入った船からも人員を借りてきて、配備させる状態ですから、疲労がたまり体を壊したり、限界を感じてやめる人が続出するのも仕方ないのです。

しかも給料は下げ続けられていますので、職業としての魅力がない自衛隊には、雇用が好調な今、若者は興味を示しません。新しく入ってくる人がいないのですから、ただただ減る一方です。

船を大型化しても潜水艦の数を増やしても、乗組員がいなければ動きません。

 

もう来年には、警戒したくても船が動かない状態になると私は思っていますよー。そろそろ終わりです。
 

 

>海上自衛隊は人員が少なく艦艇乗りは休みなしで疲労困憊している。そこに元気いっぱいでローテーションで巡回する多数の中国公船が途切れなく毎日いるんですよー。

 

 


>戦闘しなくても十分な休養をとったローテーションで連日狙う海を多数の公船で巡回するだけで、人員不足の自衛隊は消耗して警戒行動がとれなくなり勝手に中国が優位な海になっていく。

 

このことを中国は知り尽くしているのです。

 

本気で金と人とモノを投入して、我が国の領土領海を狙っている中国に、できるだけ安くできるだけ少ない経費内で対処する我が国の防衛。最初から本気度が違います。勝ち目はないのです。

 

 

ここにわずかな光があるとしたら、国家NSCです。
これは自衛隊の仕組みとは違う国家安全保障局の動きなのでここがうまく調整すれば

少しは光明が見えてくるのではとおもっています。
 

 

 

 

 

 

自衛隊の諜報も低予算、少人数、権限がほとんどないという状況なので、期待できないのですが、国家NSCは内閣直属ですからまだ動きが早い。

今後自衛隊の制度改革も含め、迅速に動いてくれればと思います。

朝鮮半島有事で自衛隊の対応検討
https://jp.reuters.com/article/idJP2017123001001432

 

〇米軍による北朝鮮への先制攻撃

〇北朝鮮軍の韓国侵攻

〇両軍の偶発的な衝突

〇北朝鮮ミサイルの日本着弾

この対応を想定しているのだそうだ。

今、日本海側の自治体が朝鮮半島の難民対処で、仮設住宅のような難民施設を独自に作る動きが出ていると聞いているんだけど、その場合の検疫。(病気などへの対応)と隔離方法についてもNSCが考えてくれればとおもう。

 

天然痘、炭そ菌、ペストなどだけではなく、民間人が大量に持っている寄生虫が我が国に上陸することの影響を真剣に考えておかないとひどい目にあうはずです。

生物兵器レベルの細菌やウィルスはもちろん恐ろしいけど、日本ではあまりみられなくなった結核などの流行だっておそろしいんですよー。

 

もう我が国にはほとんどないと過信している病気が猛威を振るうなんてことがないようにお願いしたいと思います。
 

 


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