http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2015102001001752.html
横浜市都筑区のマンション傾斜問題に関し、くい打ち工事のデータを改ざんした旭化成建材と親会社の旭化成のトップが東京都内で２０日、問題発覚以来、初めて記者会見した。旭化成の浅野敏雄社長は「深く反省し、おわび申し上げる」と謝罪し、建て替える場合の費用負担などで相応の責任を果たしていく考えを示した。
と旭化成と旭化成建材の社長が深くアタマを下げている写真が昨日、ネットで駆け巡っているのをみた。
もちろん、このデータ改ざん事件でこの旭化成が謝罪会見を開くのは当然だとおもうんだけど、
なんで工事を請け負った元請けの責任がかすんでしまっているようです。
これを不思議に思う人はいないのかな？
三井不動産会長「心からおわび申し上げたい」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010276621000.html
謝罪はしているみたいだけど、鬼怒川の災害であの怒濤のごとく流れ込む泥水に耐えたヘーベルハウスのことが少し前に話題だっただけにな～～んか旭化成関係に目が奪われているようだけど、元請けは三井不動産だよね。
ということで、知り合いのこういう工事に詳しい専門家の人にこの元請けの責任についてどうおもう？ってきいてみた。以下そのまま転載
＞あまりというか全くというか触れられていませんが、本来設計事務所にも我々が「さらかん」と呼ぶ、工事監理の責任があります。仮に三井住友建設の設計施工であった場合、インハウスの一級建築士が、施工サイドの管理とは別に、設計通りの構造物が作られているか監理しなければなりません。おそらくマスコミサイドがそこまで詳しく無いので、叩きやすい孫請会社とたまたま大企業だったその親会社を叩いているだけのように思えます。まあ、施主と元請けが三井住友ですから、そちらはあまり触れないのかもしれませんが。
－－－－－－－－－－－転載ここまで
「さらかん」と呼ばれる工事管理の責任者はだれなんでしょうね？？
まだ出てこないですね。
もうひとつ、
いずれ、裁判になったりして責任が明るみになるころにはきっちりその制度での責任者が断罪されるのでしょうが、今名前が挙がってません。
気になりますね。
あとひとつ、三井不動産はISO9001という品質管理のマネージメントシステムをとっているはずなんですよ。この品質管理の国際規格の有効性審査。２０１５年に新企画になっているはずで次は通るのかなとおもったりします。
今は、叩きやすく話題にしやすい旭化成関連子会社をマスゴミも叩いているんでしょうが、それがどうなるかはまだわからないですよー。
ネットの目がこれたたきに集中しているようなのであえて、ゼネコン責任についても目をむけておいてほしいなとおもったのでこれかいておきます。
好きなんですよ。ヘーベルハウス。
兵庫県の住民として、長田区の業火でも住民をまもって盾になってくれたのは、ヘーベルハウスだということは忘れたくないものです。
【追加更新】この投稿をしたら一つ教わったので追加しておく。
この事件、
三井不動産(発注)→三井住友建設(元受)→日立ハイテクノロジーズ(二次請)→旭化成建材(三次請) なんだそうだ。 なんかどんどんふえてくるね。
三井住友建設 謝罪PDF
http://www.smcon.co.jp/wp-content/uploads/2015/10/kaiji_20151014.pdf
「日立ハイテクノロジーズ」という名前はまだ名前すらでてなかったみたいですね。
謝罪のPDFはあったよ。
http://www.hitachi-hightech.com/file/jp/pdf/about/news/2015/nr20151015.pdf
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