こんにちは、サッカーコーチをしているものです。

 

いつも書きたいと思いつつ、後回しにしてしまい、長い時間が経っていました。

 

新年度が始まって、2か月経ちました。

指導者として関わるカテゴリーが一つ増え、新たに指導している学年があります。

 

その学年は、昨年度チームとしてのていを成しておらず、崩壊していると言っても過言ではない状態になっていました。

指導者は何も言わず、ただ見ているだけ。問題が起きても放置。。。

 

練習もやっているけど、やらない選手が居たり、ゲームをしていてもプレーに関わってない選手も多く、サッカーに向いていない状態。

 

試合に行っても、ボコボコにされる。そんな状態のカテゴリーを引き継ぎました。

 

「自分なら問題ないだろう」という気持ちと、正直「大丈夫だろうか?」という不安も大きくありました。

 

しかし、任された以上は自信を持って振舞うべきだし、そうでなくてはいけません。

そのため、最低限選手に守ってもらわなくてはならないルールを設定して、その中で選手に対する声掛けを多くしながら、褒めることを多くし、ルールから逸脱したダメな事には叱る。

当たり前に当たり前のことをやることで、昨年度とは大きく生まれ変わりました。

 

上手い下手に関わらず、全力で取り組んでくれるようになり、試合にも勝てるようになってきました。

それによって、また練習に取り組んでくれるようになり、サイクルが回り始めました。

 

保護者の方からも感謝されることが多く、「コーチが変わって良かった」「子どもが成長している」というお話もいただけたり、選手だけでなく、選手を取り巻く環境も良い方向にサイクルが動いてきました。

 

選手の自主性が大事、自由にやらせる。

言ってることは正しいけど、自由はルールがあってこその自由であり、それがない事由は放置でしかありません。

 

自主性をはぐくむにも、指導者のジャッジがあってこそ。

行動に対して、「ありがとう」や「助かった」などの声掛けがその先の行動を作り、自分で気付いて動き出せるようになるもの。

 

指導者はこういったものに留意していないといけないですね。

 

時代は自由や自主性を尊重しようと言っていますが、放置・放任と自由を履き違えている人も多い現代で、大人がしっかり物事を学び、現場に活かして行ってくれることを信じて、ここに残しておきます。

 

選手は指導者次第で変わります。

 

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。