昨夜、自然農法に取り組んでいらっしゃる
熊崎巌さんのお話しを聴く機会をいただきました。
胸が熱くなる素晴らしいお話でした。


『もうすぐ80才になるけれど、
まだまだやらなくてはいけないことがある』と
穏やかな笑顔で語られて。
その目の輝きと溢れる情熱に触れていると
人は年齢ではないと肌で感じられました。

『同窓会に行くとね、嫌になっちゃうんだよ。
みんな病院と薬の話しかしていないんだよ(笑)』

現在も国内だけでなく
ベトナムやブラジルなどへも定期的に足を運び
精力的に活動をされている熊崎さんからは
想像もできない会話なのでしょうね。



今日は思いつくままにお話ししますと
おっしゃったとおり、内容は盛り沢山。


土の匂いで良い土か悪い土かわかる
雷雨は野菜がよく育つ
クマムシがいる畑は良い畑の証
質の良い土になったら、連作が良い
太陽の光が当たった清水は甘い
8キロの美味しい大根
糖度の低い⚪⚪で病気が治る
微生物の存在とは
植物も命   休むことなく生きている
汚染されていない土壌で育った野菜や米は
心も身体も癒す


ひとつひとつが濃いお話しすぎて
詳しくご紹介しきれないことが残念です!

 


現在は北海道での活動に力を入れていらっしゃる
とのことで
北海道農業がダメになったら日本の農業は
本当におしまいなのだそうです。


それは、日本の農業や食糧自給率改善のみに
留まらず
自然の循環、命、後世に何を残し伝えるのかを
真剣に意図されてのことと
熱く熱く伝わってきました。


人も動物も植物も、すべて自然の恵みに生かされている。


『素晴らしい太陽の光も空気も水も
私たちはタダでいただいているんですよ。
こんなに凄いことがありますか』

『私はただの百姓ですよ』

『自然を観察するんです』


そんなことは無理だと言われても
必ず結果を出すことで不可能を可能にしていらした藤崎さん。

すべては自然を観察することで方法をみつけ
証明をしていらした方。


熱い想いを真摯にユーモアと共に語られる
そのお姿に
こうしていただいた命の使い方を考えずには
いられませんでした。


今、私たちができること
この私ができることって、なんだろう


真摯に向き合い、ひとりひとりが仲間と共に
行動をおこす時なのだと思いました。


ありがとうございます🌈