ケサップ先生のセッションを終え、控室にひとりでいたところ、
通訳の明美さんがニコニコ大陸的な笑顔で部屋へ入っていらっしゃいました。
そして、運命と宿命のお話しを始められました。
私たちは生まれてくる前に、どんな人生を生きるかを決めて、サインをして生まれてくる。
しかし、生まれた瞬間にそれを忘れてしまう。
だから、自分に起きることに抵抗するし、委ねられない。
『なんで?』と思ってしまう。
誰とどこで出会うか。
いつどこへ行くか。そこで何をするか。
…ということは決まっている。
それをどのようにするか、どのように過ごすかは、自分次第。
例えば、カレーの材料を与えられたとする。
どの材料を使うか、どの香辛料を使って、どんなカレーを作るかはその人の自由。作る作らないも決められる。どんな気持ちで作るかも自分次第。
だから、抵抗しないで委ねよう。
シナリオや脚本は用意されている。それを演じるのは自分。
ストーリーは変えられないけれど、どう演じるかは自分次第。
というお話をしてくださいました。
これまた、どこかで聞いたり読んだりしたお話なのだけれど、
明美さんの言葉で語っていただいたら、素直にすとん!と腑に落ちました。
『なるほど~!』と私がつぶやくと、
『ほら、また考えてる♪』と楽しそうに返してくださいました。
私が頭ばっかり使って考えしまうことをお見通しなんですね。
今ここを生きること。
この瞬間を味わうこと。
すべて自分次第。
あなたなら、今この瞬間をどんなふうに過ごしたいですか?
ケサップ先生、明美さん、ありがとうございました。
千鶴子先生、なにからなにまで思いやりのこもったお気づかいを
ありがとうございました。