おはようございます。
今日は子どものこと。
昨日は体育の授業でクラスメイトに「もう一度やってみて」と言われ
パニックになり、ものを投げつけたそうです。
先生が知らせてくださいました。
帰宅後、そんなことは言わず、ただひたすら帰り道の兄弟げんかの事ばかりを言っていました。
夕方公文に行く際聞いてみると、
この「もう一度やって」というのは、3年生のときから度々学校でほかの子に言われた
嫌な言葉だったそうです。
どういう意味かというと、長男の言動が面白いから「もう一度やってみて」とあおるために言われるいや~な言葉。
授業中でもそういう言葉を言われるととたんに嫌な体験を
フラッシュバックしてパニックを起こしたというわけです。
この「もう一度やってみて」という言葉は、嫌な体験を瞬時に呼び起こす
トリガー(引き金)
うちの子にとっては学校生活は本当に嫌な場所でしかないのでしょうかね。
良い体験<<嫌な体験のほうが覚えていますから。
トリガーを引くように嫌な思い出を思い出しパニックになった。
アンガーマネジメントには問題のある怒りというものがあります。
強度が強い
持続性が高い
頻度が高い
攻撃性が高い
ですが、発達に凸凹があると嫌な事は忘れにくいというその特性から、悲しい、辛い出来事を思い出し感情のコントロールができにくくなる「フラッシュバック」のような状態が多々出やすくなります。
怒りやすいと言ってしまえばちょっと表現が悲しいですが、
本人もどうしようもなくしんどい部分ではあることを理解するのが大事だと思います
親として、まわりの大人として発達障害の子どもと接するときにはアンガーマネジメントはもちろんですが、発達の特性について十分理解するのが大事なことです。
そんな時、どうすればいいのか。
なるべく人が少ないところに移動して落ち着くのを待つ
(まず落ち着いてもらわないと話になりませんから)
自分の怒りを客観的に評価する
(怒りの温度計などをつかって以前の怒りと比べる)
そして、本人の気持ちを言語化する
(心のコップにたまっている気持ちに気づかせてあげる)
この怒りに温度付けをすることと、気持ちを言語化するのは、怒りの気持ちに区切りをつけるには大事な作業です。
家に帰って長男がしきりに「この怒りどうすればいい?」としきりに聞くので、
話を聞きながら、温度計と、気持ちの言語化をするとすとんと落ち着き、
ゲームの話題を始めたので、本人的に落ち着いたのでしょう。
発達に凸凹を持つ親としてはお互い大変ですが、せめて学校の先生など、まわりの大人が理解してくれると子どもが過ごしやすくなるので、そうしてあげたいですね。


日時:2016年11月19日(土)10:00~15:00(休憩一時間)
場所:くらしき健康福祉プラザ101号室
受講料:21600円(税込)+認定料10800円(税込)
※最小催行人数2名様からになります


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やつゆき