I have to give it up on myself.の間違いはどこ? | 美由樹@アファメーション研究中

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昔のTOEIC問題集をパラパラめくっていたら、文の中の間違いを指摘する問題が出ていました。
その中にこんな文がありました。

I have to give it up on myself.

この文のなかの間違いを以下の4つから選ぶとどれでしょうか?

A. I have to 
B. give it up
C. on
D. myself

答えはCなのですが、実はBでも文法上は間違いではないのです。ただ、意味が全く変わります。

Cを選んで、正しい文に直した場合はこうなります。
I have to give it up myself.
訳:私は(率先して)それを諦めなければならない。

一方Bを選んで、正しい文に直した場合はこうなります。
I have to give up on myself.
訳:私は自分を見捨てなければならない。

文法的には間違いではないですが、とても絶望的な文になってしまいますね・・・。
自分を見捨てなければならないという状況はめったにない、あってはならないということでCを正解にしているのかもしれないですね。自分を見捨てることほど悲しいことはないですから。


どっちを選んでも文法上間違いではないケースは他にもあります。
高校時代の問題集にこんな問題がありました。

以下の単語を並び替えて文を作りなさい。
her truth tell want I to the

これも2通りの答えが可能です。

1. I want her to tell the truth.
訳: 彼女には本当のことを話して欲しい。

2.  I want to tell her the truth.
訳: 彼女に本当のことを話してあげたい。

これは本当にどっちでも正解にすべきケースですね。
ただし、読解問題のなかで出てきたときは話は別です。
例えば、ミステリー小説の一部のような問題文があって、彼女の証言の信ぴょう性が薄い時に真実を語って欲しいというのであれば、I want her to tell the truth.でなければいけません。

I want to tell her the truth.が正解になるような状況としては、彼女はまだ悪いこと(大切な人の死など)が起きたことを知らずにいて、その様子を見ているのが辛い、早く真実を教えてあげたいという場面などが想定されます。

どっちを選んでも正解のような問題が出てしまうことがありますが、TOEICを受ける皆さんが自分の持てる英語力を出し切れるように願っています。