今日は久々に夫の出社日で、家に帰ってきた夫は何となく機嫌が悪くて、
それに見事に引きずられてしまう私…😓
こういう時でも上手な人は、それを笑いに変えたり出来るんだよね…(^_^;)
今日の朝、急に夏目漱石の草枕の冒頭を思い出し、
情に棹させば流されるって、どういう意味?と思って調べてみたら、
人に情けをかければ引きずられてしまう、と出てきてびっくり。
というのは、情って掛ければ掛けるほど良いんだと思っていたから。
確かに人に情けをかければ引きずられてしまうとこ、ありますねー。
そんなこんなで、一度は読んでみたかった夏目漱石の草枕をKindleでダウンロードして、今読んだりしています。
言葉の意味や漢字が難しくて大変ですが。
楽しみの多いなるほど苦しみも大きい。は、「失われた時を求めて」の主人公もそうだなぁ。
楽しみが多いぶん、苦しみも半端ない、そんなフランスの失われた時を求めての主人公と、日本の草枕の主人公と通ずるところがあるのが面白いです。
単なるハッピーな話でもなく、だからと言って悲観的な話でもないところがいいのかな。
読んでいて慰められるっていうか。
ああ、今の私でもいいのかなって。
もっと善くなれたらいいけれど、今は今でいいんだなって、
まーだ、冒頭部分だっちゅうのに、そんな感慨に浸ってます^ ^