今日は上野にある東京都美術館まで行ってきました!
この絵は展覧会の始めの方に展示されていた作品。
たまたまここだけ人が少なくて、じっくり見入ることが出来ました。
この写真はポストカードとして買ったものを家で撮影したものですが、
初めてこの絵の前に立ったとき、
絵として見ると言うよりも、
この風景の前に立っている!
そんな感覚を初めて感じて、自分で感動〜😆
後から見ても、構図から言ってそうですよね。
見晴らしのいいところに立って一直線に見渡している感をありありと感じます。
実際、美術館でも、ちょっと離れたところから近寄っていくと、
絵の臨場感というか、風景の臨場感が増していくんです!
当時の人はそんな風に絵を楽しんでいたのかな?と、思いを馳せながら鑑賞しました。
美術館は、放送大学絡みで行くようになったのですが、
「絵」と言っても、
綺麗だなー、くらいの感想しかなくて、
実際、自由に見ていいのよ、と言われても、
うーん、取り留めなく、ただ漫然と見るだけだったんですけど、
今読んでいる「失われた時を求めて」が、美術に関しての考察がたくさん書かれてあって、
風景画なんて、只々綺麗な場面…くらいにしか思ってなかった私に、
風景画の見方の一つを教えてくれたのが、「失われた時を求めて」なんですね。
それもあって、「失われた時を求めて」と同時代の作品である印象派展覧会に行けて良かったです😊