(つづき)
しかし彼は周りから影響を受けた描き方をオリジナリティに昇華する
考え方も「外に発する哲学」といういうより「内なる精神世界」を外部世界にあるものを使って転写させる感じ、といえばいいだろうか
とりあえず展覧会の目玉「アルルの部屋」などまさにそうだろう
遠近法完全無視というかそんなモノは所詮目に見えるものにしかすぎず、このゴーギャンと過ごす芸術家同士が放つ「情念」渦巻く雰囲気を描きたかったに違いないと私は思っている
太めの点描も渦巻くような筆の置き方も狂った遠近感も、まるでロウソクが点す炎が、魂がゆらいでるかのような…誰もが無視し続けたゴッホが命を燃やしながら自身の存在を主張するかのような晩年の絵画の数々……
そのことを伝える絵画が今回の展覧会では明らかに足りない
「物足りない」とはそういう意味です…
待つより、いつか行くしかないですねーやはり
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