クライマーズ・ハイ | かとうとしろうのブログ

クライマーズ・ハイ

東京新聞の夕刊に山野井康史さんの「この道」が連載されてます。

今日は30回でクライマーのあこがれであるK2に上った山登りの話です。

「7900メートルのショルダーを出て山頂まで12時間かかりました夜中の12時に出て、昼の12時ぐらいに登頂してるんです。たった(標高差)700メートルに12時間ですからね。超高所がいかに大変かということです。景色はあんまり覚えてません。時間の感覚もあまりなかった。いつの間にか12時間がたったみたいで。8200メートルぐらいから雪が深かった。でも、息が切れてるのがそんなにつらくないんです。クライマーズ・ハイになっていたのかもしれないですね。中略

本当は東壁をやりたかったのに、レベルを下げてしまった。だから最高とはいえません。いい登山だったけど、最高じゃなかった。

唯一の収穫は、自分の肉体をゼロに持っていく能力を再確認できたことでしょう。ベースキャンプについて、三日ほどは動けませんでした。トイレに行くにも這って出てましたね。

そんなふうに、僕は出し切っちゃうことができるんです。体の中で計算してるんでしょう。ベースキャンプでゼロになるようにって。」

自分の肉体をゼロにする能力、僕は出し切っちゃうことができるんです。これってすごいことだと思うんです。

「自分の肉体をゼロにする」ってどういうからだの感覚なんだろうか?どういう意識の使い方をすれば出し切れるんだろうか?普段はどのようなトレーニングをしてるのかなー?と思ったんです。呼吸を意識したらふと思っちゃったんですね。なぜか。

この文章の中から推測すると、8200メートルから雪が深かった。でも、息が切れてるのがそんなにつらくないんです。クライマーズ・ハイになっていたのかも。

“息が切れてるのがつらくない“ここですね。クライマーズ・ハイこれです。

山野井さんは、山が好きなんだ。山登りをするのが大好きなんだ。好きか・・・

雲の上、宇宙に近づけば近づくほど酸素が少なくなります、温度が低くなります。このような環境(厳しいぎりぎり)で好きなことをすれば至福(神に近づく)な感覚になるんじゃないのかなと思えるのですが、どうなんだろうか?一度体験してみたいけど、誰でもはできないですよね。8600メートルですもん。

僕も呼吸でクライマーズ・ハイを感じてみたいですね・

いまからブログを書きかえます。日記とラッキーワードを入れ替えます読みやすく見やすくなればいいのですが挑戦しますのでよろしく。