
春の嵐が吹き荒れる日、お昼ご飯はかつやへ。
雨が降ってるから空いているだろうという読みは甘かった。この日はテイクアウトのお客さん多数。それが原因でこの後に悲劇が。
お目当てはこちら、ハムエッグカツ丼。
またもやおバカそうなメニューを出してきた、そんなかつやが好きです。
この日は第2弾。
席について、ハムエッグカツ丼とお願いすると、「にこたまー!」と厨房へオーダーが通った。
厨房が見える端っこの席でしたが、この日はなんか様子がおかしい。
店員は6人いるのだけど、調理1人、洗い物1人で、残り4人はフロア担当。
調理のおばちゃんがテンパってて伝票の書き方悪いとか、オーダーがどうとか、文句が客席まで聞こえる。
シフトの関係でこんな配置になったのか?フロア担当の4人は手持ち無沙汰。
さらに見ていると、調理しているのはテイクアウトばかり。どうやらバックオーダーがたまってそう。
客席はと見渡すと、ほぼ満席に近く埋まっているのに、食事をしているのは1卓だけ、こりゃ料理がでるまで時間が掛かりそうだ。
案の定、料理は出てこない。そのうち、子連れテーブルのお父さんが厨房にやってきて「もう30分も待ってるのだけど、まだですか...?」と催促。しかし厨房はテイクアウトのパッケージの真っ最中。「すみません、順番にお作りしています」と謝る店員さん。
厨房のとげとげしい気配は客席にも伝わり、店全体に妙なイライラした雰囲気が漂いはじめます。
やっとテイクアウトオーダーを終え、店内の料理を出し始めた頃には、30分以上待ってたように思います。
ついに、わしの注文が届いた、あれ?でもこれオーダー順に出てきてないんじゃないか?
と、思ったのも束の間、オーダーを飛ばされたと思われるおじさんがキレた!
「もういいよ!持って帰るからテイクアウトに変更してくれ!」と席を立つ。そして会計に行くと、「ずっと待っていたのに順番違うだろ!謝れ!ちゃんと謝れ!!」と店内に響き渡る怒声。これが噂のカスハラか。
静まり返る店内、縮こまりながら食事している家族連れ、ひたすら謝る店員さん、不機嫌そうに調理を続けるおばちゃん。
なんとも言えない気まずい雰囲気のなかで、いただきまーす!
見た目が変!いかにもかつやらしくて素敵!
ハムエッグをちらりとめくると、エビフライが出現。
すでにソースがかかってますね。ごはんにはキャベツの千切りが敷かれています。
エビフライを食べて、さらにめくると、ハムの下からホタテフライとチキンカツ。
目玉焼きではなくてハムエッグというのが、わけわからなくて良い。
ハムエッグとチキンカツとエビフライとホタテフライ、これらの脈絡が全くないのも良い。
有無を言わさずにかけられた、マヨネーズとカレー粉が味を支配しているのがまた良い。
こんなへんてこりんな料理を考えた開発担当者、天才か?
ずいぶん長い時間待たされたけど、カスハラ劇場も見られたし、みためジャンクな丼は予想以上に美味しかったし、満足してごちそうさま。
割引券もゲット!
[かつや 横浜日野店]
横浜市港南区日野7-1-11
10:30-24:00 無休
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/
https://twitter.com/katsuya__corp
p.s. 久しぶりに200km以上車運転した。