ばあさんがこれ読めと机の上に置いてった一冊。

こないだ読んだ「やっさもっさ」は古き時代の横浜が描かれていて面白かった。

作者は慶應の宿舎で学んでいましたが、横浜の実家へ帰るときには、ちんちん電車を利用していました。学生の頃、浅草へ遊びに出るときにも、ちんちん電車を利用していたことをもとに、古き時代の東京(品川~浅草の都電沿い)の風景、文化が描かれています。

横浜育ちのわしにも面白く読めましたが、東京育ちの人ならさらに明治時代から戦後にかけての情景にノスタルジーを感じるのではないでしょうか。

1966年の刊行。

文庫化は2006年。

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p.s. 旅行2日め。計算すると恐ろしい数字に....