久しぶりにイカの甲を飲んでいます。

こちらスミイカ。標準和名はコウイカ。

ツリオヤジはイカをおおまかに2系統に分けます、筒イカ系と甲イカ系。
筒イカ系は、スルメ、ヤリイカ、アオリイカ、など。
甲イカ系は、スミイカ、モンゴウイカなどで、こちらのイカは舟(ふね)と呼ばれる甲羅を持っています。

筒イカ系にも背骨と呼ばれる軟甲がありますが、舟はそれが発達(?)したものでしょうか。

綺麗に洗って乾かすと、生臭さはナッシングです。
カトルボーンとも呼ばれ、禽獣の餌としても売られていますよ、川端康成もびっくり。

こちらのスミイカの甲、昔から喘息に対する民間療法として知られています。
わたしもひところ、カルシウム補給のつもりで飲んでたことがあります。
また、子供が小さい頃、気管支炎になったときに飲ませてみたこともあります。
三喜丸さんのサイトでも喘息への効用について触れられていますよ。

おりしも呼吸器系に被害を及ぼす流行り病がはびこっているご時世でもあるし、腎臓に効くような気がしないでもないので、また飲んでみる気になりました。

ただ、炭酸カルシウムが主成分ではありますが、塩化カリウムも含まれるようなのでガラスのキドニーな人は大量摂取は避けた方が良いかと思います。

甲の裏側はふわふわした部分なので、こんな感じでおろし金でこすると粉末になります。

重さにすると1-2gといったところでしょうか。

無味無臭の粉末なので、水と一緒に飲み込んでごちそうさま。

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p.s. 昨日まで白米のカロリー表が間違ってた^^;、今日から修正。