
車両トラブルや道の間違え^^;などありましたが、ハッピーマックス保存会の2人は無事に宮城入り。
まずは、明日乗せてもらう拓洋丸の箕笹船長にご挨拶ですよ。
まるでサッカーの国際試合の前に主将同士がフラッグ交換をするように、船長同士でフラッグ交換がありました^^;。申し合わせしていた訳ではないのですが。
3人で晩御飯を食べましょう、とやってきたのは浜寿し。
もとは鳥の海に店を構えていたのですが、津波による被害をうけ、今は逢隈(おおくま)に移転しています。
そして、お目当てはこちら。
宮城に向かう車中で私が「そうだ、いまははらこめしの季節だ、晩御飯ははらこめし食べましょう、そうしましょう」と決めていました(^^)
ありましたよ、はらこめし。
9月中旬から12月頃までの限定メニュー。
宮城といえば、仙台牛タンが有名ですが、牛タンは家庭料理というよりもハレの日の料理、観光客向けというところもあります。
こちら、はらこめしは各家庭に根付く郷土料理です。家によって味つけが違います。もちろん店によっても味つけが違います。
などなど、はらこめしへのコダワリをこの日は箕笹船長からとっぷりと教えてもらいましたよ(^^)
その前にビイル。
赤ほや。
ホヤバージンだった庄之助船長ですが、お気にいりになられた模様。
仙台湾で根まわりやってると、たまにホヤが引っかかってきます。
「よし!明日はホヤ狙いだ」という話で盛り上がり^^;;
ウナギの白醤油焼き。
阿武隈川のウナギの蘊蓄、これまたたっぷり聴かせていただきました。
この白醤油焼きってのは珍しいですね、パリッと焼いてあってすこぶる美味。
ウナギの肝串。
たっぷりの肝がついてますよ。
そして本命、はらこめし、どーん!
地元の人は、時期になると生鮭を一尾買いしてはらこめしを作るそうです。
浜寿しのはらこめしは、箕笹船長の家のはらこめしのルーツになっている味付けだそう。
未成熟のやわらかいはらこ、やわらかくて下の上でとろける鮭の身、出汁がしっかり染みたご飯、すべてが美味しい。
お椀はブリのあらに、豆腐、里いも。上品なお汁です。
宿に帰ってからも酒盛り継続。
明日は3時半起きなのに、寝なくていいんか?^^;
[鳥の海 浜寿し]
宮城県亘理郡亘理町逢隈田沢字早川18-2
11:00-15:00,17:00-21:00 火曜休、月一不定休あり