ちょっと前の話ですが、ガスコンロを新調しました。

新しいコンロにはSiセンサーなるものが付いていました。
なんでも、Safety で intelligent なセンサーらしいです。

これを使って焼き物や炒め物を調理したことがある人はわかると思いますが、まあもう、ほんとに、余計なお世話な機能です。
余計なお世話というか、大きなお世話というか、こいつがあるせいで調理できないといった方がいいか。

Siセンサーは、焼き網や鍋の底の温度を感知して高温と判断すると、勝手にとろ火になります。
このおかげで、魚が焼けない、火をつけてもすぐにとろ火になって、魚に火が通らない。
まったくもう、どこがインテリジェントなのやら、、、すっとこどっこい&いらないセンサーなんですよ。

これじゃガスコンロで魚を焼けない。
グリルは付いてるけど、焼き上がりのタイミングがわからない無用の長物。
もうイライラMAX、激おこぷんぷん丸ですよ。

いろいろ調べてもSiセンサーを無効化する方法は見つからず、仕方ない改造してセンサーを除去するしかないのか、いろいろと面倒そうだなと思いつつ、仕方ないのでカセットコンロに焼き網を乗せて魚を焼いていました。

そんなある日、ふとこの五徳用置き台を発見。
Siセンサー地獄からの救世主です。

見た目は車のハンドルのようなセラミック。

五徳の上に置いて、中央のくぼみに水を入れて火にかけます。

さらに上に焼き網を乗せれば、Siセンサーは働かず、中火でも強火でも魚が焼けます。

タネは簡単で、中央のくぼみの水が沸騰していて温度が水の沸点程度になり、自称インテリジェントなセンサーは、お湯をわかしていると思い込んでトロ火に切り替えないようです。
ふっ、ちょろい奴だぜ。

実にいらつく機能だっただけに、「ざまーみろSiセンサー、人間様の叡智の勝利だ!」と悦に入りましたよ。

さらに置き台のせいで、五徳に直接網をおくよりも遠火が可能になるという一石二鳥。

これで焼き魚も自分の目と耳で焼け具合を確認しながら、綺麗に焼けます。

なお、中央に貯めた水が蒸発してなくなると、置き台の温度が上がってセンサーが作動し、とろ火になります。Siセンサーがセーフティでイライラしないセンサーに早変わり。

この置き台、ここ数年で、買って良かった商品のダントツNo.1です。
製造販売は、東彼セラミックス。よくぞこんな便利な商品を作ってくださった。
置き台の製品ページはこちら

amazonなど、通販サイトでも買えます。
Siセンサーにいらついて、美味しい焼き魚が食べられていない人にはオススメです。

[有限会社 東彼(とうひ)セラミックス]
長崎県東彼杵郡東彼杵町三根郷1408-1
http://www.toceram.com/index.html

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