
本日のミッションは、千倉沖のマハタとヒラメ!
今年も11月1日から、イワシ餌の泳がせが開始です。初日からトップでマハタ5尾、2日めにはマハタ5kgと、数も型も順調なスタートを切りました。
相手はマハタ、ヒラメと手ごわい魚だけに日ムラもありますが、今年は好調と言っても良いでしょう。
各地で開幕中のヒラメですが、ここ千倉のヒラメの特徴は立て流し。
ヒラメ釣りは横流し(どてら流し)で広範囲を探る船が多いのですが、千鯛丸はコマセのマダイ釣りのように糸がまっすぐに落ちるように船を調整しながら流します。
このため、根まわりをピンポイントで攻めやすい特徴があり、マハタ、ヒラメの他にも多彩な魚が混じるのが特徴。
ここらの魅力はつり丸で詳しく紹介しますよ。
ビューティフルサンライズ。
朝のうちはヒラメポイントが主体でした。ヒラメは2kgを頭に順調に上がり、撮影も順調。
私も撮影の傍ら竿を出していると、ココン!小気味良いアタリ。
アカハタさんでした。
船長曰く、ここ数年でアカハタは増えたね、とのこと。
コミュニズムが台頭したのか、水温が高くなってきたせいか?
ヒラメの写真撮れたし、アカハタのお土産確保もできて一安心だ、と、私自身は殊勝な気持ちになっているのですが、船長は徐々にヒラメから軸足をマハタに移して、沖めのポイントの探索開始。船長的にはこれからが勝負のようです(^^)
根ガカリを避けて、手持ちで底すれすれに棚をとっていると、竿先がいきなりゴゴゴゴゴッともってかれました。
竿を立てて浮かそうとすると、いやこりゃ凄いパワーだね!(^^)
この強烈な引きはマハタでしょう。
バケツからはみ出す2kgゲット!
これでマハタの写真も撮れました。ミッション、ほぼコンプリート!
次の流しはコツン、グングンとヒラメティピカルなアタリ。
バケツからはみ出す50cmゲット!
これでマハタにヒラメ、両手に花、いうことナッシング(^^)
こりゃ今日の仕事は終わりだな、と記事の構成を考えていると右トモの釣り人の竿がひん曲がってます。
これがマハタ3.0kgと、本日最大サイズ。
いやぁ、良型マハタの写真もバッチリ、いい日だ。
そして次の流し、左トモの竿がひん曲がりました、これもマハタの引きですよ、それも尋常じゃない。
ただ、食わせたのがイワシ泳がせ初めての人。うーん、ちょっとやりとりが強引な感じ、、、竿の弾力で凌がないと、と思ってみていると8号ハリスがブッチン、残念!記事ネタをひとつ増やさせていただきました^^;
そんなこんなで、みなさん大型釣って写真撮らせてくれるわ、自分でもマハタにヒラメを釣って実釣シーンも書けるわ、ドラマティックな大物バラシもあるわで、こんだけ取材がうまく進む日も珍しい。
もう今日の釣りは終わったつもりで、置き竿でまったり狙います。
おにぎりもぐもぐ。
すると、置き竿が根元まで曲がるほどのズドン!
鼻からおにぎりを噴出しちゃいましたよ(大げさな表現)。
僥倖の2尾め。
すかさず3尾めきました。シンプルな1本針仕掛けですが、いい所に掛かってますよ。
ラスト1時間、マハタ好調すぎ。
あれよあれよという間に4尾を追加。
アヤメカサゴも目が飛び出すほどビックリです。
うむむ、船長ブログ用の写真はちょっと失敗でしたかね、魚が縦になってマハタらしさが出ていない。
指がちくちくして重いのを我慢して持ったのに、、、^^;
欲張らず、2尾をもって撮影した方が良かったか(^^)
900gが1ついましたが、それ以外はキロオーバーのマハタ5尾。
ヒラメにアカハタ、アヤメカサゴと、こんなに釣れていいのか?という釣果となりました。
本日の船長ブログはこちら。
ちなみに船で上がったマハタ、ヒラメ以外の魚を羅列しておくと、アカハタ、カサゴ、アヤメカサゴ、アカヤガラ、カンパチと七目釣り、魚種の多い特徴もしっかりと出ました。
本日の模様は、つり丸12月15日号(12/1頃発売)でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
ビギナーでも臆せず、高級魚マハタ、ヒラメにチャレンジできるような内容にすべく頑張ります。
マハタは鱗を丁寧に取ってから内臓を抜いて、3日~5日熟成させていただきます。
特に皮が美味い魚なので、皮目を生かした料理がオススメ。
じきにニケや魚快縁でもマハタ料理が楽しめると思います(^^)
[千倉港 千鯛丸]
http://blogs.yahoo.co.jp/chidaimaru
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=chidaimaru
下記地図は集合場所&出船場所