ここのところ魚運がどん底です。
それまでバリバリ釣れていた魚なのに、行くと食い渋り(1,2,3)
かと思えば、釣ってる人は釣ってるのに手が合わなくてダメおやじ(4,5)

あれこれ理由を考えてみると、ターニングポイントになったのは3月30日

こりゃきっと、イノシシに祟られてますね。

※写真はイメージです。

イノシシとの衝突事故、わたしはずっと被害者面してました。
こちらは普通に走ってただけなのに、ぶつかってきた方が悪い。
しかし、イノシシだって被害者なんですね、イノシシが悪いわけではない。
そういう気遣いがすっかり欠けていました。

深く反省し、再びあの場所へ。
花を手向けてお供えのひとつでもしたいものですが、停車するわけにも行かないので車内で合掌。
イノシシさんの冥福をあらためて祈りました。

これで祟りが解消されるといいな。

ちなみに、私の記憶が確かならば、館山道の衝突場所近辺には以前には無かった点滅灯(工事現場などでチカチカしてる奴)が設置されていました。JHが再発防止策をとったのでしょうか。

そんなこんなで千倉港。
朝早くから海上保安庁も出動です、訓練か何かでしょうか。

千倉沖にビューティフル朝日が昇ります。
本日はイワシ泳がせ五目、活イワシに食ってくる魚を何でも釣ってやろうという狙い。

もう20年以上も愛用しているがま船ヒラメ300にカルカッタ800Fと万全のタックルで臨みます。

千倉沖の30m前後から開始し、白間津沖から白浜沖、水深50m~80mと広く深く探っていきます。
しかし、何が気に入らないのか、この日はアタリがいまひとつ。

船中でカサゴがぽつぽつ食う中、私のイワシは皮がめくられるだけ。

次いではもぞっとしたアタリで食いあげるような感触。
引きも弱いです。

マトウダイ。
横っぱらに的があるから「的ーだい」と誤解している方もいますが、馬のような頭なので「馬頭だい」。

潮は流れているのだけど、食いがいまいち、おかしいな?と船長も首をひねりながらあちこち探ります。
この船のポイントは、10m以上の駆け上がる崖や、アップダウンのきつい根など、テクニカルコースがあるのでアタリがなくても緊張感は続きます。

そして私にやっとヒラメのアタリ。
十分に食い込ませて、うりゃ!と合わせると底離れはなかなかの感触、しかし途中の引きは弱い。

40cmにちょと届かないソゲでした。
これが船中1号。

手鉤炸裂!

その後に他でヒラメやハチカサゴが上がり、9時くらいにいきなり食い込むアタリ。

マハタさんでした。キロに届かないサイズ。

手鉤炸裂!

春空が広がる千倉沖。ちょっとウネリがありますね。

そしてこの日最大のハイライトが訪れるのですが、その主役は右舷のミヨシの人。
竿が大きく曲げられ、リールが止められ、浮いてきたのは大ビラメ、5.5kg!

船長的にはしてやったりの一枚、(釣った人以外の)釣り人的にはしてやられたの一枚でした。

その後も一発大物に夢を託して竿を出しますが、この日の大物はこの一枚で終了。

潮がかーなり引いて下船しにくかったです。

私は、マハタ、ヒラメ(ソゲ)、マトウダイと酒の肴には十分な釣果。
船では、他にハチカサゴ、オニカサゴ、マゴチも上がり、イワシ泳がせ五目は看板通りでした。

欲を言えばサイズ的にはいまいちですが、まあ難しい状況の中でマハタもヒラメも揃ったので、
イノシシさんの祟りは解除ということでよろしくお願いしたいです。

すっかり乗り慣れてしまったレンタルのヴィッツ。
きびきび走るし、一人だけで釣りいくのなら、このサイズの車で十分だよね。
ただ、トランク容量はさすがに少ないです。

[千倉港 千鯛丸]
http://blogs.yahoo.co.jp/chidaimaru
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=chidaimaru
下記地図は集合場所&出船場所

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