
冬眠中だったユカリンですが、啓蟄になってそろそろ釣り再開。
なんか釣りに行きますか、と向かった先は小柴港。
三喜丸のショートアジへ。
ショートアジは、7:15~13:30の出船時間帯。
このところ、横浜ベイブリッジまわりで、季節外れの脂ぎとぎとのメタボアジが釣れているらしいですよ。
そのメタボアジには私も興味津々でした。
ロッドはライトゲームベイブリッジS190。
ベイブリッジのアジ釣りにはうってつけのロッドです、といいつつも、どこのLTアジでもこの竿使ってますが。
LTアジは支度が楽です。10秒くらいで完了します。
本日のバナナ。
小柴からベイブリッジのある横浜港出口までは30分ほど。
ちょっと時間がかかります。
そんなわけでワイン(^^)
いつもありがとうございます。
魚快縁謹製おつまみセット、美味しいです。
くいくいとワインを空けて、朝っぱらからゴキゲン中飛車になった頃、ベイブリッジに到着。
水深は18m前後、後半の浅い場所だと13m前後。
棚は底から2m前後といったところで釣り開始。
小さく穂先を押さえるようなアタリに、カウンター気味に引っ張り返して針に掛けるのは浅場LTアジ共通。
しかし予想と違ったのは、釣れあがってくるアジが太ってる、サイズは23-26cm、なにこの良型メタボアジ?
3月といえば、アジが越冬を終える頃で、餌となるプランクトンも少なく身が痩せている時期です。
しかし、このアジはまるで夏場の小アジのように太っている、しかも中羽。
こんなアジは釣ったことない。なんだこれ?いったい東京湾はどうなってる?
ユカリンも好調に釣り上げてますよ。
そして、バラシが多い、やたらに多い。
抜きあげポチャンもあれば、巻いてくる途中に外れるのもいます。
こんだけバラシの多いアジ釣りも珍しい。
もちろん、食わせ棚を上ずらせたり、合わせのタイミングを変えたりして、上顎にがっちり掛けようとはしています。
しかし、それでもバレが多い。
これまで体験したことのないようなアジ釣りとなりました。
東京湾の主だったアジ船はみな集結しているような感じ。
食いはぽつぽつといったところですが、途切れることなくバケツは魚で埋まってきます。
外道にはイシモチ。
そういえば、横浜港出口の赤灯白灯まわりはイシモチ乗合がよく攻めるポイントでもあります。
10時くらいまでで50尾オーバー。
このまま続けば束いきそうなペースですが、ここから食いが止まりました。
船は移動を繰り返し、珍しくベイブリッジを下から見上げる景色なんかも楽しめましたよ。
横浜・さとうのふるさと。
戦後から続く砂糖工場らしいです。
この角度からランドマークタワーを望むことも珍しい。
午後の上がり前30分になると、再び食いが立ってきてプチ入れ食い。
67尾で終了。サイズがでかいので、あぶなくクーラーから溢れるとこでした。
ユカリンは41尾にイシモチが5尾交じりとこちらもたっぷりの釣果。
体感的には20%くらいバラしてます。
港に戻って記念撮影(写真提供:三喜丸)
二人合わせて100歳オーバー!というのはウソ^^;で、二人合わせて100尾オーバー!
斎田船長はビギナー向けに、魚の捌き方を教えてくれます。
これを覚えておけば、たくさん釣っても家でらくらく。
重いクーラーを下げての帰宅となりました。
さて、釣ったアジですが、2つの群れがいたようの思えます。
頭が小さくでぶった幅広アジが8割で22-27cm、スリムなアジが2割でこちらのサイズは20-22cmといったところ。
捌いてみると幅広アジの方は脂でべっとり。そして、身が柔らかい。
これは、夏場に釣れる20cm前後の脂ノリノリの奴に似ています。しかし、サイズがでかい。
25cm級のアジで、こんだけ脂でろでろのは今までみたことないです。
脂が強いせいで、皮が簡単に剥がれますよ。
写真からこの脂の乗りがわかるでしょうか。
干物も大量生産。
こんなアジが(夏場ではなく)3月に釣れるということは、私の持っているアジ釣りの常識からは信じがたい出来事でした。
自然の世界はいつまでたっても、わからないことが多いです。
そんなことを考えながら、ワインを飲んでバタンQでした。
[小柴港 三喜丸]
http://www.miki-maru.com/