本日のミッションは春シーズンを迎えるショウサイフグ!
おりしも今日は3月11日、津波で亡くなられた方々への追悼の気持ちを胸に、そして愚かな原発事故の悔恨の思いを胸に出発です。

と、やってきたのは鹿島港。
ここも被災地です。港は修復されてすっかり綺麗になりましたが、港へ続く道路jからはまだ震災の爪痕を感じる場所です。
豊丸にもお久しぶり、3年ぶり

大型一号船はヤリイカへ。
フグは左につけてある方の船です。

ポイントは行程30分ほどの鹿島沖。
春先は落ちの場所で、水深は30m前後です。
この一週間ほどずっと吹きっぱなしで、久しぶりの出船でしたが、いやこりゃけっこうウネリが残ってますね、、仕掛けを安定させるのがたいへんです。

私はいつものソロカットウで。

ひと通り写真を撮り終えて、私も参戦しましたが、潮があまり効いてない割にはアタリは多いです。
ただし、活性は低くてアタリは小さいです。
もぞっとしたアタリで合わせると、カットウがお腹にかする感じで、そのままリールを巻いて2mくらい巻き上げたところでようやくググッと手ごたえがある、という感じ。

ここ数年の常磐フグの傾向なんですが、湾フグ並みの繊細な誘いと合わせが必要な感じです。
餌もほとんど取られないので、まめに付け替えても1/2パックですみました。

船上カップラーメンサービス。
これが美味しいんです。

前半はいい感じで釣れていて、これなら30尾くらいいくんじゃないかと思いましたが、後半は潮がぱったり止まってしまい失速^^;

14尾でフィニッシュ。
一斗樽でこれですから、サイズは申し分なし。ここが常磐フグのいいところ。

のどかな青空。春は近いです。

常磐フグは、ひところのようにちぎっては投げの爆釣こそなりをひそめましたが、誘いや合わせに工夫して釣果を伸ばす面白さがあります。こういう釣りはこれでまた面白いですね。
船中釣果は3-28尾とまずまずでした。ウネリがなければもっと釣果は伸びたと思います。

本日の模様は、つり丸4月15日号(4/1頃発売)でレポートします。
撮影にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

豊丸では、ショウサイフグ、ヤリイカ、ヒラメで出船中。
ショウサイフグはほぼ周年楽しめ、これからが春シーズン、5月くらいから乗っこみです。
ヒラメはそろそろ終わりで、これからヤリイカが浅場で上向くと思います。
久しぶりに常磐ヤリイカもやりたいな。

[鹿島港 豊丸]
http://www.yutakamaru.info/index.html

にほんブログ村 釣りブログ 船釣りへ