この日の大漁シマアジ
あれこれ料理してみたので、その備忘録です。

シマアジ釣ったら一に刺身、二に刺身、三四がなくて五に刺身、というくらい、刺身で美味しい魚ですので、初日から刺身全開。
上の写真は当日のもの。まんなかの列がシマアジで、上がアカメフグ、下がショゴ。

身が透明、歯ごたえしゃっきり。上品という呼び名がぴったりの刺身ですよ。

3日めの刺身、初日とあまり変わりません。

6日め、丸のまま熟成させていたキロサイズを刺身にしました。

水分が少ない身質なので、寝かせておいても歯ごたえの良さは変わらないですね。旨味が増しています。
刺身ばかり続くとけっこう飽きます^^; これで握り寿司とかちらし寿司も作ればよかった。

頭やアラは潮汁や味噌汁に。
いい出汁がでますよ。
カマのところは塩焼きにすると持ち味がよくでます。おすそ分けしたうちの親は蒸して食べたといってました。

こんな感じで、アラをたっぷり使います。

シマアジの味噌汁。
潮汁の場合はネギだけですが、味噌汁を作るときはわかめや豆腐やら具をたくさん入れます^^;

そして、一度やってみたかったのがこちら、シマアジフライ。

30cmくらいの小型シマアジを腹開きにします。
坦鰭骨をしっかり取ってやるのを忘れずに。

どーん、とシマアジフライ。

しっかりとした身質はマアジとはかなり異なります、旨味十分、美味しいフライですが、マアジの方がふんわり感や青物っぽさが強いかな。

こちらはteruterubouzさまの分、尻尾が取れてるのはご愛嬌^^;
となりのトンカツが小さく見えます。

これもやってみたかった。シマアジウィング!

骨が丈夫^^; 揚げただけではバリバリいけません、これはマアジウィングの方が明らかに上^^;

骨せんべいも中骨が固く、こんな感じででしゃぶって食べる感じ。
この頑丈な骨格がシマアジのパワーを支えてるんですね。

シマアジステーキ。
寝かせておいた良型を使いました。

しっかりした身質なのでステーキにはうってつけ。
上品な身ですよ、ブリ系によくある青っぽさはありません。
しかし、こうやって食べるとシマアジらしさがないというか、、カンパチと区別つかないかも^^;

そして、シマアジの干物。
マアジと同様に開いて、振り塩で冷蔵庫干しにします。

こんがり焼いて。

できあがり。
これも身に水分が少ないせいで、マアジに比べると固めの仕上がり。

ごはんに味噌汁、シマアジ干物と狸豆腐、玉子納豆の朝餉、日本人に生まれて良かった、、、

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どうやって食べても美味しいシマアジですが、定番の刺身は大きくても小さくても美味しい。歯応え、旨味、脂の上品さと文句なし。
アジフライにすると、マアジの方がふわふわで風味が強くて好む人が多そう。
ステーキはとても上品な料理になるけど、カンパチと区別がつかない感じ。
干物にすると上品すぎる、マアジの方が上かな。

あれこれ料理した結果、一番シマアジらしさが出るのはやっぱり刺身、となりました。

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