5日間いただいたお暇も、本日が最終日。
雨模様ですが、家でジメジメしているのはもったいないので、やはりここは釣りでしょう。

と、やってきたのは三崎港。

狙いは丸っこいイカですよ。
丸っこいオヤジが丸っこい船長のところに丸っこいイカを釣らせてもらいにやってきました。

雨模様の金曜日、寂しく5名で出船です。

仕掛けはいつもの直結4本ヅノ。
下からこんな感じで。オモリは40号。

ロッドもいつものマルイカ ブリジット・バルドー 82-140。
本日はハーレイ・ダビッドソン釣法でいってみましょう。

さて、船長はポイントを西へ向け毘沙門沖を探索、すでに松輪船がいましたが、あまり良い反応が見つからなかったようで、道具を下ろさずに城ヶ島沖へUターン。
最初の仕掛けを入れるまでけっこう時間が掛かりました、30分くらいかな?
城ヶ島東沖40mで開始するも良い反応なく、城ヶ島西沖45mラインへ。

ここで良い反応を捕まえてくれましたよ。
落とすたびに触りがあります。

型もよく20cmオーバー主体で釣りごたえ抜群。
合わせたときの重量感が気持ち良いです(^^)

船がどんどん集まってきて船団が形成されます。

だいぶんいい感じでマルイカがたまってきますよ。
乗りが一段落すると、また探索。
22mの浅場から60mの深場までいろいろやりましたが、どこもそれなりの反応があって乗ってきます。ただ、深場は反応よかったけど潮方悪くて乗りはいまいちだったかな。

弱ったマルイカからカゴオンザ氷に移していきます。
ノーモアジップロック主義で、マルイカは皮の色と透明度が命ですよ。

カレイ釣りにはカレーパン、は東北スタイル。
マルイカ釣りには丸いカレーパン、は関東スタイル、になると面白いな。

イカの活性が良いので、そんなことを考える余裕がありますよ。

後半は雨も上がり、快適な凪の海で釣りができました。

イカ用カゴを用意してから、初めていっぱいになる釣果(^^)

が、ここで誤算に気づきました。
上のカゴ、クーラーの内側とぴったりさいずで、クーラー上部に引っかかって底に隙間があくようになっていました。その隙間に氷を入れているわけです。

しかし、イカをたくさん入れると、その重みでカゴが曲がってしまい、上の写真のようにクーラーの中へ落ちてしまいます^^;
これだと氷に圧力が掛かって溶けるのが早いし、カゴのイカが水びたしになる危険もあってよろしくない。
けっきょく、カゴの下に竿受けを下駄代わりに挟んで、隙間を空けました。あまりスマートではないけどしょうがない。

1時の沖上がりとなって、私の釣果は43杯(マルイカ40杯、ムギイカ3杯)とまずまず。
船の釣果も、5人で26-39-43-43-47杯と全体的に好調な日でした。
竿頭はこちらのおねえさん、お見事です(^^)

カゴオンザ氷で持ち帰ったマルイカ。
一番の特徴は、墨で汚れないこと。
ジップロックで持ち帰ると墨が漏れて、エラや水管が汚れることがありますが、この方法なら墨汚れの心配はナッシング。
もちろん朝に締めたイカの色素胞も点滅し続けていますよ。
カゴに一杯入れてしまうと、さすがに下にあるイカはひしゃげてしまいますが、これを防止するにはプロがやっているように氷の上に紙しいて並べるしかないですね。

墨汚れがないと、一番美味しい水管まわりの肉を分けたりする作業も楽なので、さくさくっと捌けます。

さて、これにて永年勤続でいただいた5日間のお暇は終了です。
名残惜しくも楽しい一週間でした(^^)

[三崎港 佐円丸]
http://www.gyo.ne.jp/rep_tsuri_view|CID-saenmaru.htm

http://blog.goo.ne.jp/saenmaru

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