
さて、仙台釣りツアーの3日めは最終日です。
再び針生さんと合流し、再び戸倉漁港の三浦屋へ。
今回のツアーで一番楽しみにしていた、小船で狙うマコガレイ釣りですよ。
ナメタガレイが混じることもあるというので、そちらも期待してしまいます^^;
沖あがり後に撮った写真ですが、船はこちら。
船外機船で、4人乗れます。
これを贅沢に2人で貸切(^^)
とはいっても、2人で18K(餌別)なんで、一人頭9Kは関東の乗合とそう変わんないです。
今日も静かな志津川湾です。
津波で流された養殖イカダも徐々に復活しています。
今回は、水温が高いので湾口のポイント。
ホヤの養殖棚まわりを狙います。
オモリは30号、水深は40-50m。
流し釣り、ロープにもやってのカカリ釣りのどちらもこの日はやりました。
盛期だと25m前後の水深で、20号オモリ2本竿で狙うそうですが、ここんとこ釣果はいまいち(とはいっても関東のマコガレイ釣りからみるとかなり釣れていますが)で、深場を1本竿で狙います。
朝のうち、カレイのアタリは遠く、たまに小ネウが顔を出すくらい、これはリリースですね。
右手に見えるのが若船長の三浦友和船長、山口百恵もびっくり(^^)
これ、初めて釣りましたよ。ホタテガイ^^;
殻にはコンブが張り付いていて、動くのに邪魔そう。
当然キープして、焼いていただきます。美味でした、貝柱が太かった~。
カレイ釣りにはカレーパンを持参するのが東北スタイル。
わたしも倣いますよ、こういうの好きだから^^;
船にはウミネコがついて餌のアオイソメを捨てると食べています。
これが人懐っこくて、ずっと船についていました。
と、魚の写真がなかなか出ないのは、最初のうちけっこう渋かったんですよ。
手のひらサイズのマコ(20cm以下は放流)と、木っ端マガレイ(キープ!)がたまにあたるくらい。
こりゃ厳しい釣りになるかな、まあ、のんびりと小船で釣りできるからいっか、と思ってた頃。
針生さんに良型マコ、40cmオーバー。
肉厚で美味しそうなマコです。
マコガレイがもてはやされるのは卵を抱く冬場ですが、身を食べるなら夏がいちばん!
さて、食いが立ってきたかな、と気合を入れると、私の竿にずっしんとした感触。
ヒトデ...^^;
しかし、こりゃでかいヒトデですよ、たまげた。
ヒトデってこんなに大きくなるのかと思った、足広げると1mくらいあるんじゃないかな...
まるで海の主、という風体のヒトデだったため、丁寧にお帰りいただきました。
このあたりから、魚の活性が上向いてきましたよ。
とはいえ、アタリはすごく小さい。
チッ、という感じで一瞬、ぼやっとしていると見逃しちゃう感じ。
このアタリをとって、きちんと合わせないと数が伸びません。
25-30cmのレギュラーに混じって、冒頭の写真の40cmマコも飛び出しました。
そして針生さんが見せ場を作りますよ。
47cmのナメタガレイ!ちょとピントがぼけてしまいましたが。
この日は、針生デーでした。数も型もわたしを大きく上回り、経験値の高さを見せ付けてくれました(^^)
わたしもナメタゲット!
30cmの小型ですが、嬉しいですね。
マコガレイ同様に、夏のナメタはウルトラ美味。特に刺身は絶品でした。
もう身なんかやたらに厚くて、まないたの上で転がりますよ(^^)
このアタリからナメタラッシュ。
針生さんはなんと6枚も釣り上げちゃった(@_@)
わたしの釣果はマコガレイ5枚、ナメタ1枚、マガレイ4枚、アイナメ1枚(いずれもリリースサイズは除く)で、今日もクーラーは重かったです。
写真のナメタは42cmで、船長が釣ったのをもらったもの^^;
針生さんはマコガレイ10枚、ナメタ6枚と、渋い日ながらもさすがの結果。
前日に仙台湾マガレイの奥深さをかいま見たんだけど、ここのマコガレイもまた別の奥深さがありますね、これまたいい経験ができました。
季節によっては、砕いた貝を寄せ餌にすることもあります。
最盛期には一人50枚オーバーの釣果もでるとか。
津波に流された養殖イカダが完全に復活していないせいで、志津川湾本来の釣果にはまだ及びませんが、これから徐々に本来の姿を取り戻していくことでしょう。
マガレイ、マコガレイどちらも違った面白さがあります。
東北でカレイ釣りの人気がある理由がよくわかりました。
数が釣れる、美味しいというだけではなく、テクニカルな要素が多い。
それも、誘い、アタリ感知、合わせなど複合テクニックが必要。
こっちに住んで、毎週カレイ釣りに通いたいくらいです^^;
さて、今回も3日間満足な釣りで仙台ツアーを終えました。
お世話になった針生さん、マリンのみなさん、どうもありがとうございました。
次はいつ行こうかな^^;
※この日の模様は、釣り河北でも記事になっています。そちらもご覧ください。
[戸倉漁港 三浦屋]
http://www.k2.dion.ne.jp/~miuraya/