
秋の真鯛シーズン、各地で好調に釣れています。
選んだのは、このところ大型連発の飯岡沖。
チャリティーシロギス大会で乗せてもらった優光丸にお邪魔しました。
ひさしぶりのひとつテンヤ釣りです。
ところで、わたしはひとつテンヤというネーミングがどうも好きになれない^^;ので、
これまでブログではこの釣りが登場した頃の呼び名、スピニングマダイを使っていましたが、
世の中の趨勢はひとつテンヤの表記がほとんど、スピマダ滅亡^^;になってしまいました。
だもんで、このブログでもひとつテンヤという表記をすることにします。
VHSとβの関係みたいだね^^;
暗いうちから支度。夜明けとともに出船です。
ハナダイ場でやるのかと思ったら、20分ほどの近場でびっくり。水深は18-20m。
船宿では磯えびが用意されていますが、花エビも持参。
この花エビ、エビの入荷がストップしてしばらく品切れになっていましたが、
再び生産再開です^^。
頭が取れにくい花エビはしゃくりのアクションを入れる釣り方にはぴったり。
こちらはアカエビですが、餌付け方法は東京湾スタイルでいってみました。
積極的にしゃくりを入れて餌を動かしても頭がとれにくいのが特徴。
とにかくこの釣り、頭がとれると話になりません。
使用テンヤは5-8号。
開始からアタリは活発。500g前後を中心に泳げタイヤキくんサイズのチャリコまで混じります。ときおりイナダも食ってくる。
チャリコは優しくリリースしながら、大鯛の到来を待ちます。
3枚ほどキープしたところで、落とし込み中に糸が走りだしました。
合わせる間もなく糸がビューンと出ていきます。
こりゃ青物だなと思ったけど、ワラサの走り方じゃあありません、もっと速い。
もしかしたらヒラマサかぁ?とうしし気分になったのも束の間、どうも魚の走り方が上過ぎ。
タモを持つ船長と、「こりゃアレじゃないかな?」と話しつつやりとり。
あまり遊ばせるのもなんなんで、ドラグをきつめに締めて強気に寄せます。
それでも10mほど一気に糸が出されるのを3度ほど繰り返して、ようやくタモに収まったのはこちら。
まひまひ~^^;;
大ダモがφ80cmあると思うので、1mは超えてそう。
しかし、道糸PE0.8号、先糸フロロ3号でこういう魚が上がってくるんですね、改めてこのシステムの強力さを思い知りました。
これなら10kgオーバーの大鯛も楽に上げられそう(食ってくれれば^^;)。
ちなみに、シイラは船で3回ヒットしましたが、あと2回はラインブレイク^^;
ちなみにシイラを上げたロッドはこちら^^
シイラのせいで腕が疲れましたが、それにもめげずにしゃくりと落とし込みを繰り返していると、落とし込みで小さなアタリ。
最初のアタリは掛からなかったけど、そのまま落としなおすと今度は針ガカリ。
(ここらへんはエビ頭縛りの方が再勝負しやすいと感じてます)
ドラグを引き出すほどではないけど、気持ちいい引きで浮いてきたのは綺麗なマダイ。
1.4kgの女の子でした。本日唯一のタモ取りマダイ^^;
食いが止まってくると船長は40mラインへと移動。
移動後、前の方でタモが出た。上がってきたのは3.9kgの良型でした。
ここがチャーンス!と気合いれまくり。
すぐにアタリ、しかし500g級^^;。急いで餌をつけて再投入。
またもアタリ、しかしチャリコ、リリース^^;。急いで餌をつけて再投入。
さらにアタリ、キスみたいなプルプルで針がかりせず、たぶんチャリコ。
そんなことを繰り返しているうちに、場所を外れてしまったようでマダイのアタリなくなった。
んー、またもや大鯛さんに振られた^^;。つうか、小鯛さんに好かれた^^;;。
まもなく沖上がり、アタリも多く楽しい釣りでした。
宿に戻って、冷たいおそばをいただきます。
右の大根煮はカレー味、ちょと変わってるけど美味しかったです^^
秋のマダイシーズン、ワラサフィーバーの影に隠れていますが、これからが本番です。
で、翌日に1.4kgのを刺身にしたらこれが望外の旨さ。
飯岡のマダイってこんなに脂乗ってるの?包丁べっとりでしたよ。
上身は刺身、下身は湯霜でいただきました。
皮ぎしには脂がべっとり、透明感ある身としゃっきりした歯ごたえは極上品でしたよ。
湯霜も良し、切り口つやつや。
またこの鯛を釣りにいこっと^^。
[飯岡港 優光丸]
http://www8.ocn.ne.jp/~yukomaru/
船宿に集合、受付後に港へ。