
成銀丸でLTキンメが始まって、クロムツ交じりでコンスタントに釣れているじゃあありませんか。
この週末は取材もなくてヒマなので、さっそく行ってきました^^。
朝、船宿に入るとどっかで見た人が。
なんとつり丸ライターの粕川さんじゃああーりませんか。
今日はトウチュウのLTキンメ取材だそうです。したら同じ船だね^^。
成銀丸のLTキンメはオモリ150号。
なので、専用竿は必要なくて、アジビシ竿やワラサ竿で流用できるというのがポイント。
リールも中型電動リールに糸が450-500m巻いてあればOKです。
私のロッドはスカイシャフトの273。
300号オモリぶらさげてバラムツ掛かっても耐える強靭なロッドですが、150号オモリの胴付き釣りはもっとも得意とするところ^^。
リールはポラリス500HP。シマノだと3000番クラスのサイズです。
PE5号が450mくらい巻いてあると思います(切られては継ぎ足してるんで正確にわからん^^;)
仕掛けは前夜に2組作りました。
枝素10号75cm、幹糸12号150cm、針数10本のキンメ用。
枝素10号100cm、幹糸12号200cm、針数5本のクロムツ用。
針はいずれもムツ17号です。
このくらいの仕掛けだと作るのも簡単で楽ちん。
まずはキンメ狙いから。
針数は10本なので、磁石板に並べての投げ込み投入。
好みに応じて治具使ってもOKです。
餌はサバ短とイカが船に用意されています。
沖ノ瀬の390mラインからスタート。
キンメは朝のうちが勝負ですよ。
なお、成銀丸では、前から順番に投入。巻き上げは一斉にという釣り方です。
150号オモリは落ちるのがちょっとたるいけど、底立ちは明確に取れます。
オモリを底から3mくらい切ってアタリを待ちます。
第一投から、ガクガクッと竿先が震えて30cmのキンメさんをひとつゲット。
二投めは、さらにガクガクで4点掛け、好調です^^。
30cm前後のキンメさん達。
島まわりに比べると小ぶりですが、刺身によし煮ても干物でも良しのサイズ。
さて、極めつけは3投め。
底から3m切ったところでガクガク。
竿先に食い上げの動きが出たところでリールを巻いて糸を張りながら追い食いさせると、いい感じですよ(^^)。
7点掛け~v(^^)。
8つ付いてたけど水面でひとつ落ちてタモが待ちあわなかった^^;。
他の針2つも餌はなかったんで、たぶん10本針全部にアタックされたのでしょう。
沖ノ瀬でもこんなゾロゾロキンメが楽しめるんです。
で、このときは写真撮影用に魚ぶらさげたんで、仕掛けは当然ぐちゃぐちゃ。
次の流しは余裕でパスして、新しい仕掛けを作って再開です。
この後も4点掛けがあったりで好調ですが、10時近くになるとキンメの反応が少なくなってきたようです。
17尾釣ってクーラーはほぼ一杯になってたので移動はありがたかった^^;。
船長はクロムツ狙いへの変更をアナウンス。
仕掛けを5本針に変えて、持参のイワシ餌を装着して、準備バッチリ。
こちらはお仕事中の粕川さん。
クロムツが釣れれば赤と黒が揃ってスタンダールな釣りになるんですが、この日はムツの反応がいまいち。
2日前は反応あって、みんな10本以上釣っていたんだけど、どうも反応にぶつけてもアタリがないようです。
船長は沖ノ瀬をぐるりと周回していろいろ攻めてみますが、たまにユメカサゴが釣れてくる程度でクロムツはこの日はお休みでした
船中まったりムードになっていたとき、凄いのが顔だしましたよ。
アカムツです。2キロ近くありそうなグラマラスなボディ!
最初、「え?アコウ?」と思ったくらいの大きさでした。
こりゃびっくり、羨ましい。
そんなこんなで沖上がり。
この模様は近いうちにトウチュウ釣り欄でも粕川さんの記事で紹介されると思います。
キンメは湯引きにして丼にこれでもかってくらいのっけます。
簡単で美味しい、色合いも綺麗なキンメ丼の出来上がり。
どのキンメも脂の乗りは上々、美味しいキンメでした。また近いうちに行きたいくらいです^^;。
[剣崎松輪港 成銀丸]
http://www7.ocn.ne.jp/~narugin/
