林葉さん来るんだけど、一緒に飲まない?、と声がかかったのはツリオヤジのとくさんから。
林葉直子さんといえば、元女流プロ棋士、小学生のときに女流アマ名人戦での優勝をきっかけに、奨励会入り、さらに女流棋士としても14歳で女流王将位のタイトル獲得。
その後、女流王将位10連覇の記録はいまだに破られていません。
将棋界の天才少女現ると話題になったものでした、わたしが学生の頃の話です。

将棋以外の才能にも長けていて、いろいろな活動をする傍ら、波乱万丈の人生だったようですが^^;、わたしの知っている林葉さんは、将棋指しの林葉直子さんであるわけです。

さて、そんな林葉さんとお酒の席をともにする機会ができました。
正直なところ、さまざまな苦労をしてきて疲れ果てているんじゃないか、という予想をしていましたが、そんな予想とはまったく逆。非常に明るく元気、かつての輝きがそのまま残っていてびっくりしましたよ。

で、なぜかまわりはみんなツリオヤジ(+ツリネエサン)^^;。
将棋に詳しいのは、こちらの方とわたしくらい^^;;。
でも、タロット好きな人もいて、いろいろな話題で盛り上がりました。

そして、宴もたけなわとなったところで、指導対局をお願いすることに。
どちらもアルコールが入っているので、平手で失礼させていただきました。
とくさんが用意してくれた二寸卓上版と盛上駒!を並べて、まずは根岸さんからです。
一番上がその序盤。
三手目に▲6六歩と角道を止めた手に対して△3五歩から相振飛車に。
この後、駒組が続きましたが、林葉さんが1筋からの攻めで端を突破。
そのまま駒得を重ねながら押し切りました。

で、次はわたし。
▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩とゴキゲン中飛車模様の出だし。
しかし飛車は5筋ではなく7筋に振る袖飛車、開戦も7筋から。
わたしが一方的に攻められる展開となり、最後は入玉に望みを託すも即詰めに討ち取られました。
以下が投了図で、このあとは▲9三玉△6五角まで。
(攻め合いの展開にしたかったけどできなかった.....^^;)



将棋のトーシロー達の中に入っても、あっけらかんと話して場を盛上げる林葉さんは魅力的な人でした(^^)。

プロ将棋はほとんど見ていない、と話していたけど、市ちゃん(清水さん)が無冠になったのは寂しいとか、竜王戦第一局の△5五香▲5六歩△同香▲同金での投了は羽生さんらしくないどこか悪いのではとか、タイムリーな話題もしていたので、ちゃんと将棋は見ていると読みました。
もうプロ棋界の一線として活躍することはないかもしれないですが、才能を生かした今後の活動に期待して、応援しています。

とくさん、呼んでくれてありがとね。楽しい時間を過ごすことができました。



ちなみにこれは林葉さんのお土産。銘菓鶴乃子です(^^)。
さきほどブログを書きながらいただきました。

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