
数ある深場釣りの中でも、マニアックな点ではトップクラスなのが東伊豆の大ムツ釣りです。
この日は、TEAM NOHATA(^^)の仕立船に便乗させてもらいました。ノハタッチとは2日連続の深場釣りになっちゃいましたよ。タフだねー、お互いに^^;。

仕掛けは枝素が16号1ヒロ、幹糸が24号2ヒロ、針ムツ20号の5-7本針。
ディープマスターが得意の岩沖のムツよりはひとまわりスケールダウンしていますが、それでも深場釣り仕掛けの中では長めのスペックです。
オモリは300号、水深は300-500mを攻めます。餌はソウダガツオの切身。
上のように船べりに針を並べて投入しますが、仕掛けを絡ませないように細心の注意が必要。
タックルはディープインパクトプロスペックIとCX-4HP(PE8号800m)。
この組み合わせ、大ムツ、アラ、アコウ、LTキンメ、マダラ、キンキと実に多くの釣りに活躍してます。

夜明けの一投めからガクガクとアタリ。
定番外道のスミヤキです。
ここのはでかいですよ、タチウオ流に表現すれば指5本サイズ。
美味しい魚なんで、迷わずキープ(^^)。
なんせ、この大ムツ釣り、本命ボウズになるのはアタリ前田のクラッカーな釣りですから、なんかクーラーに入れとかナイト^^;。

キンメを上げて、ノハタッチスマイルがでました(^^)。
この後、キンメ連釣。
釣り場は険しい岩礁帯。底をしっかりキープしないと根にもってかれます。
ときには50mもかけ上がる崖なんかも流します。沖釣りの中ではけっこう難易度が高い釣りではあるけど、この日のメンバーはエキスパート揃いで、そつなく投入を繰り返します。
わたしにはスミヤキのアタリばかり。
ちょうど9時、もぞもぞと餌をつつくような小さなアタリ。少し巻き上げてやると、穂先がぐーっともたれました。
ここで巻き上げ開始、底から離すときはいい感じの重さ。
しかし、巻き上げ途中の大暴れがありません。時折ギュッと引っ張るので、魚が付いているのはわかるんだけど、何の魚かは上げてくるまでわからない。
ハリスを手繰ると、上の針にはスミヤキ。
その下からゆらりと茶色い魚体が浮いてきた。

とったどー!(^^)
下から2番目の針に食ってきたのは、本命クロムツでした。
針穴も広がってて、危機一髪。
いやぁ、嬉しいなぁ。
他のみんなも、まるで自分が釣ったかのように喜んでくれました。
型が見られるかどうかのレアな魚、それが初島沖のクロムツです。

24Lクーラーだと尻尾が曲がるサイズです。
サイズは2.5kgと大ムツとは言えないですが、それでも十分満足の一尾。
ちなみにこの釣り場は、6kg級の実績があります。

その後は、まずまずサイズのキンメも釣って、ほくほく(^^)。
キンメの船釣果は1-4尾、全員が型をみました。
本命は1本で、この日の釣りは終了。

福浦港では、定置網の水揚げがあります。これが漁協。

お世話になったのは音丸。
TEAM NOHATAのみなさんにもお世話になりました、また誘ってください(^^)

この日も赤と黒が揃いました、スタンダールもびっくり(^^)。
[真鶴福浦港 音丸]
船付場に集合↓
