
こないだのツリオヤジ宴会で、希少なホシガレイを食べさせていただいたので、もうちょっとネタで引っ張ります^^;。
北大路魯山人は、料理家で陶芸家で書家、その他もろもろのオールラウンダーの芸術家。「美味しんぼ」という漫画があるのですが、それに出てくる海原雄山をイメージすればいいでしょうか(^^)。
魯山人のWikipedia。

魯山人の各方面での著作を集めた「料理天国」。
この中に、星鰈の洗いの記述があります。

関東よりも関西の魚が旨い、という記述があるんですが、その後に、例外の一品として、
「これから7,8月頃まで続く東京近海もののピカ一、星鰈の洗い作りの前には、関西のそれなどとても及ぶべくもない」
と、あります。
魯山人が食したのは、洗い(活けの魚をそのまま造って氷水にさらす)ですが、わたしたちの食べたのは刺身(魚はすでに締めてあった)。
それでも、美味しさは十分伝わってきました(^^)。
今度は自分で釣って、生かしたまま持って帰って洗いだっ!
で、どこで釣れるかってと、これが難しいんですよ。
滅多に釣れない^^;し、もちろん専門に狙う船もナッシング。
わたしの経験では、ホシガレイは野毛屋のフグ船で一度みたこっきりです。
http://oceangypsy.web.fc2.com/funayado/report2006/060708.htm

こちらは平凡社新書から最近でた本。

こちらにも星鰈の洗いの記述があります。
こちらは、わかりやすい解説で、北大路魯山人の料理に対する心を理解するには良い本かなと思います。

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