
昨日は釣りの帰りに配ったりや、取りにきてもらったりで、クーラー一杯のアコウも綺麗に捌けました(^^)。

わたしが持って帰ったのは4本。
これでもトータルで10kgくらいあります。

三枚に卸したところ。
こうしておくと、tetuterubouzさまがいろいろ料理してくれます。
(言い換えれば、ここまでしないと料理してくれない^^;)。
あ、そうそう。
アコウは個体によって、身の中に黒い墨袋のようなものがあるものがいます。
身に黒いのが埋まってて、中には黒い液体が入ってて、ちょいキモい。
これの正体はわたしよくわかんないんですが、寄生虫によるものとか、潰瘍によるものとか諸説あるようです。
見つけたら、黒い袋を破らないようにして切り取って捨てちゃえば問題ナッシングです。
上の4本のうち1本で、この墨袋がひとつ見つかりました。

頭とあらもたっぷり。これはどうやって料理しよかな。
アコウのオススメ料理はこんな感じです
・ガーリックステーキ にんにくマシマシ(^^)。
・しゃぶしゃぶ
・ひとくちサイズの空揚げ。
・煮付け
・味噌漬け、粕漬け、塩麹漬けなど。
・味噌汁の具(単純だけどこれが旨い)
・刺身(1,2日寝かす方が良い)
・鍋ネタ
***
てなわけで、アコウ料理もいってみましょう(^^)。

まずはワインで^^;。前菜はゴルゴンゾーラとサラダ。
中骨を使って、贅沢にブロードを作りましたよ。
血合いを取った中骨には、熱湯をさらっとかけます。
それを水に入れて、弱火でじっくり熱します。
沸騰する前にアクをとって火を止めて出来上がり。
このブロードは、煮付けと味噌汁に使います。

アラの煮付け。
腹の身についている黒い膜を、歯ブラシで丁寧に取り除きます。
中骨でとった出汁に、醤油、みりん、砂糖。
濃い目の味付けでさっと煮ます。
お下品に骨をしゃぶりながらいただきます。
これがウマーッ!!脂が乗ってプリプリと弾力のある身は、アコウでNo.1の美味部位。

アコウのソテー、にんにくマシマシ!(^^)。
もう、ジロリアングラーには堪らない一品ですよ。

味噌汁。
4本分の中骨でたっぷり出しをとっています。
具はシンプルに茎わかめとネギ。控えめに浮いた脂もいい感じ。
濃厚なコクで、ラーメンのスープでも使えそう。
いやぁ、日本人に生まれて良かった(^^)。

天ぷらです。

しっとりとした身が美味しい~!(^^)

アコウの頭の蒸し物~!
アコウの頭は崩れやすいのに、蒸し器に2つも入れるもんだからボロボロ^^;。
でも、頬の身や喉、鰭のまわりと、身はたっぷりとれます。

アコウの目ん玉~!
グロいけど美味しい。

☆今日のオマケ☆

上田さんは刺身でいってますよ。
アコウを刺身で食べられるのもツリオヤジならではですね(^^)。