このところよく聞かれる、タチウオの味噌漬けのレシピです。
今、東京湾で大型が釣れているタチウオ、たくさん釣ったらこんな料理も試してみてください。



新鮮なタチウオを用意します。
いまの時期のタチウオはぶっといですよ、これなんか手の平よりも広幅サイズ。



ぶつ切りにした後は、背ビレの両側から包丁を入れて取り除きます。
こうすると、小骨が減って食べやすい。
うちでは、ぶつ切りサイズは、1本を三等分(尻尾の細いところは除く)にします。

包丁にこびりついている脂がわかるでしょうか?
背びれのまわりは、いわゆるエンガワの部分。アブラマシマシです(^^)。
ちなみに包丁サイズは六寸出刃です。



下ごしらえ完了。これで2本分です。
このまま塩振って焼けば、塩焼になります。



味噌漬けの材料は、味噌と味醂。お好みで日本酒も。
こだわりの味噌や味醂を使うとグッと美味しくなりますが、この日はスーパーで売っている味噌とみりんです^^;。



ステンレスのボウルに、味噌と味醂をいれます。
量はアバウトで(^^)。
こだわりの日本酒を入れるのもオーケー。
焼酎とか、香辛料などを入れて、自分流にアレンジするのも楽しいかも。



ぐるぐるかき混ぜて、ペースト状にします。



タッパーの底に味噌ペーストを塗り、その上に魚を並べてまた味噌ペーストを塗ります。この繰り返し。

味噌床作ってガーゼを敷いて、というやり方もありますが、面倒なんでうちではダイレクトに味噌ペーストを塗ったくります。

あとは焼くだけ。焼くときはキッチンペーパーで味噌を拭き取ればオーケー(さっと水で流して味噌を取るのでも大丈夫)。
味噌の風味がついて、旨味がぎゅっ!と詰まった焼き魚になりますよ。

翌日から食べられますし、そのまま冷蔵庫で10日間くらいもちます。
魚から水分が出てタッパーの底にたまるので、これは捨てます。
たくさん作った場合は、水分を出した後に冷凍するとよいです。

これ、タチウオに限らず、ワラサやマダイ、キンメやアコウなどでやっても美味しくできるんで、たくさん釣れた場合は作ってみてください。

あと、タチウオは歯が鋭い魚、取り扱いには口を触らないよう注意してください。



タチウオの撮影をしているときに、誤って歯が手のひらに当ってしまいました。
ちょっとかすっただけなのに、血が止まりません^^;。
タチウオの歯による傷は、見た目以上に深いです、歯の形状のせいか?
止血しても傷口が開いてまた出血、てな具合で、船を下りても血が止まりませんでしたよ^^;;。
死んだタチウオでも歯は鋭いんで、ご注意を。

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