天茶という食べ物があるということを教えてもらったのは、故・盛川宏氏から。
まだつり丸が創刊される前、盛川氏のエッセイの中で、天ぷらを肴に酒を楽しんだあと、締めにお茶漬けを食べるという描写があった。

酒の締めのお茶漬けは定番、しかしわたしは梅茶漬けとか海苔茶漬けなどの定番茶漬けくらいしか知らなかった。
天ぷらをご飯に乗せてお茶をかける、そんな食べ方を知ったときはカルチャーショックだった^^;。
でも、なんかとっても美味しそうで、自分で作ってみたりした。
天ぷらのボリューム、お茶をすった衣のとろとろ感、さらさらとご飯と一緒に食べるのが美味しい。ちょくちょく天茶を楽しむようになった。

こないだ、なんかお腹が空いたなと歩いていて、ふと目に止まったのが、天丼チェーン店「てんや」のメニュー。
なんと、海老天茶漬け(480円)なんてのがあるじゃないの。
これは食べなければ!^^;。
お茶ではなくダシ汁を張った茶漬け。三つ葉も風味もよく、美味しいお茶漬けでした。

でもやっぱり、ダシ汁よりもお茶をかける方が好きだな。
塩気が足りなければ塩昆布なんか添えたりしてね。

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