
さて、今回の松輪イサキでは、釣れたら食べてみよう、という魚がひとつあった。
それがこれ↓。

「スズメダイ」、又の名を「あぶってかも」。
大抵のツリオヤジは、こいつが釣れるとうっちゃってしまう。
しかし、このあぶってかもをブログタイトルまでにしてしまった人がいる、それがabukamoさん。
実はかつてabukamo旦那から、「スズメダイは旨い」とは聞いていたんだけど、あっさりスルーしてました^^;。
しかし、abukamoさんがそこまで言うなら食べてみよう、という気になったのは下記の記事を読んでから。
あぶってかもへの愛が綴られた三部作です(^^)。
あぶかも「あぶってかも」を語る その1
あぶかも「あぶってかも」を語る その2
あぶかも「あぶってかも」を語る その3
ここでわたしがあえて語ることはありません、塩振ってみましょう、焼いてみましょう。

焼きあがりました。
なるほど!abukamoさんが肩入れする理由がわかりましたよ、これは美味しいです。
例えて言うなら、脂の乗ったシロムツ、あるいは味の濃いウメイロ。
しっとりとした身の中に濃厚な旨味が入ってますね。
ただabukamoさんも書いているけど、やはり食べにくいことはネック。
身離れも悪いし、皮も綺麗にはげない。身も少ないし、小骨も多い。
一緒に焼いたイサキがまあ食べやすいこと^^;;。
酒をちびりちびり飲みながら、箸でちょこちょこつついて食べる、というのはちょうど良いと思うけど、
これをおかずにして、ご飯をぐいぐい食べるときにはまどろっこいしい感じがすると思います。
あと一尾あるので、明日また食べてみよう。
一日塩漬けにするとちょっと変わるかな?
外道の美味しさをひとつ知ることができた一日でした。
先入観で外道をうっちゃちゃダメっすね、abukamoさんに感謝(^^)。
*** 2008/07/01追記

しっかり焼けば皮から食べられる、というあぶかもさんのアドバイスで、やってみました、皮ばりばり(^^)。
塩をさっと水で流して、ペーパータオルで水気をとって、焼き網に。
脂がじゅわじゅわしてきて美味しそう、皮はちょっと焦げるくらいでいいかな。
それで撮ったのが上の写真、手ぶれがひどい^^;。
皮やウロコは気にならず、バリバリ食べられました。
そして、でっかい真子が入ってましたよ。
これがまた美味しかった。この魚は、白子よろ真子の方が好きかな(^^)
