第66期名人戦では、挑戦者の羽生善治が森内俊之名人を破り名人位を奪取。
これで羽生は通算5期の名人位獲得により、永世名人の資格を獲得しました。
引退後に十九世名人となります。

この永世名人というのは、プロ棋士にとっての最高目標と言ってもよいくらい高い位置で、1935年に名人位が実力制になってから73年間の間に、羽生を含め6人しか資格を持っていません。(木村義雄、大山康晴、中原誠、谷川浩司、森内俊之、羽生善治)。
永世名人のWiki

羽生は14年前に23歳で名人位を獲得して以来、その実力から永世名人の獲得は時間の問題と言われました。他のタイトルは順調に永世の資格を獲得していながら、永世名人位については、森内に先を越されたことで、今回の七番勝負では並々ならぬ思いがあったのではないでしょうか。

わたしも小学生の頃から将棋は好きで、中原誠名人の棋譜などをよく並べていました。当時は中原-大山戦の対振飛車中央位取りがトレンドな戦法で、今でいうゴキゲン中飛車のような感じだったと覚えてます。
将棋をやっていたせいか、名人に対しては畏敬の念を持ってます。

前にも書いたけど、わたしが嫌いなのが名人の乱発現象。
特に沖釣りの世界って、船宿ごとに名人がいて、名人のバーゲンセールをやってます。
しかし!、
名人っちゅうのは、そんな軽いもんやおまへん。
釣りの場合は、達人とか、名手とか、上手とか、の表現がふさわしい。

できれば、名人という呼び名は、将棋以外では使用禁止!としたいくらい。
百歩譲って、囲碁と落語は名人を使ってもいいとは思うけど。

さらに言えば、ワールドカップという呼び名は、サッカー以外では使用禁止!としたいくらい。

話が脱線しました^^;。

今後の棋界の注目は、竜王戦でしょうか。
羽生は決勝トーナメントに残っています。渡辺明竜王からタイトル奪取すれば、永世竜王の資格を得て、永世七冠(将棋の7タイトルすべでに永世資格を獲得)になります。

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