ゆうべはフィッシングショーの反省会、という名前の飲み会^^;。
ちょうどブログでスミヤキが料理しにくいという話がでたので、どうすりゃいいのさとディープマスターに聞いてみました。



まず、構造的には、スミヤキの腹骨は、三つに分岐しているそうです。
つまり骨が立体的に伸びていることになるので、包丁をどの角度から入れても、刃が骨に当たってしまう。
ということで、普通の魚のように骨をすきとるのは無理だそうです。

では刺身に食べたい場合はどうするかと言うと、骨を避けながらそぎ切りにするそうです。そぎ切りだと、骨のまわりに多少の身が残るけど、そこは妥協点。

また、小さなスミヤキの場合は、三枚に下ろしてから、スプーンで身をこそぎ取ってやって、ネギトロの要領で、ネギスミヤキを作れば、これがまた美味しいとのこと。

生で食べる場合のポイントは以上です。



職人技が冴える料理をリーズナブルなお値段で提供してくれるのが浜田家さんなんですが、これはその典型。マダラの白子と皮焼き。美味しいところばっかりをシンプルに焼いた料理だけど、これがこの日一番美味しかったな。盛り付けも綺麗だし、自分で釣った魚もこういうふうに綺麗な皿にしたいよね(^^)。

さて、スミヤキの食べ方のもうひとつのポイントは塩焼きについて。
通常、魚を焼いたら、皮をはがし、あるいは皮から箸を入れて、中骨から身を取っていきます。
ところが、スミヤキは前述のように骨が三又になっているので、骨離れが悪い。
そこで、まず半身をぜんぶはがしてしまう。
つまり、焼いた魚を三枚に下ろすような感じ。
そこで、皮を下にして、中骨皮の身から箸でとる、あるいは骨を抜いてから食べると、食べやすいようです。
これはなるほどなと思った。

というわけで、スミヤキの話は以上でおしまいです。



浜田家の焼酎在庫はかなりの数にのぼります。
この日は4本ほどを飲み比べていたんですが、その中で珍しいのがこれ。
あまり美味しそうな名前ではないですが、これがピリッとアルコールが立ってて、昔ながらのくさい芋焼酎って感じのお酒で、わたしはなかなか好みです。

そんなこんなで、今宵も浜田家は美味しいお酒とお料理を堪能させてくれました。

[浜田家 大森]
東京都大田区大森北1丁目2-11
16:30-23:00 日曜定休
大森 [浜田家]

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