
先週末にイナダが食いだしたら、ちょっとカッタクリやってみようと買ったのが、写真のバケ。
カッタクリ釣りは、いわゆる手釣り。竿やリールは使わない。
このバケをつけた仕掛けを手繰り上げて、その動きで魚に食わせる。
狙いは、イナダ、カンパチ、カツオ、メジなどの青物一般。
たぐる⇒かったくる⇒かったくり、というように名が付いたとか。
で、このバケがまた曲者。日によっては特定の色にしか食わない時があって、ものすごく奥が深い。バケは魚皮を使うけど、ハモ、バラフグ、ナマズ、サバ、マダイ、などなど、いろんな魚の皮が使われる。写真はサバ皮のバケ。
マニアになると、自分で魚の皮をなめしてバケを作るくらい。
わたしはそこまでこの釣りには踏み込まなかったけど、カッタクリ自体は大好き。
イナダの食ったときのゴツゴツとした引きや、カツオが食ったときの暴力的な引きなど、竿釣りでは味わえない釣趣をカッタクリは持っている。
結局、先週末はこのバケの出番はなかったんだけど…さて、どうしたものか。
