えーと、一週間の入院生活を、食事と共に振り返ってみます、長いです^^;。
ふつーの人には参考にならんと思うけど、もしこの先、頑固な親不知の抜歯をする人がいたら、こんな食事だったと参考になればと思います。


【1日目~入室】

病院の受付時間はAM10:00。
軽装で病院へ。
下着やタオルは2,3日分だけど、夏なので荷物が少なくて楽。
受付後、順番に病室に案内される。
この日の昼食からが病院の食事になる。



病院食ながら、一日の摂取カロリーは1800-2000kcalと、ホワイトカラーの一日の熱量並み。特に減塩の指定もしていなかったので、一日の塩分は10gと少し多め。夏だから汗もかくしこんくらいがちょうど良いか。



昼も夜も、ボリュームこそ少ないが、暖かいままもってこようとする工夫があったり、ちゃんと味付けがしてあってそれなりに美味しく食べられた。少なくとも、うちの職場の社員食堂よりはましな食事(笑)。
翌日手術のため、21:00以降は飲食NG。


【2日目~手術】

この日は朝昼晩食事なし。
朝から点滴をする。
13:00頃から手術開始、難手術だったらしく予定時間をオーバー。
全身麻酔から覚めて病室に戻ったのは15:30くらいか?頭がぼやっとしていた。
口の中は出血しているので、唾液に混じった血液をバキュームで吸いだす。
食事どころではなし。

【3日目~血が止まり食事開始】

明け方には血の出も収まってきて、うつらうつらする。
起きると38.5度の熱がでた。解熱剤を処方してもらうとすぐに熱が引いた。朝食は無し。
午前中の回診で、順調な回復を告げられる。顎が腫れて、ほっぺたがお多福状態。
こうなることは想定内のようだ。先生から簡単に手術の結果説明を受ける。

昼から食事が出るという。意外に早い。
点滴は続き、抗生物質を投与している。





五分粥300g(ご飯は200gと思われる)に、おかずはすべて細かく砕いてある。
まだ奥歯で噛むことができないので、前歯で適当に噛んで飲み込むが、たぶん丸飲みに近いだろう。
医師からは、うがいをまめにするようにの指導がある。


【4日目~顎の腫れが続く】

朝に飲む自販機のコーヒーがこの上なく美味しく感じる。
歯磨きをするように指導を受ける。傷口が開かない程度にブラッシングするとのことだが、無意識に傷を怖がってブラッシングがしにくい。
抗生物質の点滴は続く。痛みどめ(ブルフェン2錠)を毎食後飲む。
この痛み止めが効いているようで、歯や頬の痛みはほとんど感じない。口が開けにくい意外は快適な状態。
食事も、徐々に奥歯を使うように練習するが、まだうまくいかない。
手術後、初めてシャワーを浴びる。







【5日目~腫れが引き始める】

外来に診察に行き、消毒をして回復具合をチェック。
順調に傷が治っているという。
顎の腫れは午前中から引き始め、午後には頬は萎んできた。
点滴による抗生物質の投与は今日まで。夜に点滴の管を抜いた。
この日もシャワー、これが楽しみにひとつ。
体重は入院時から5kg減る。







【6日目~ほぼ腫れが引く】

点滴がなくなり開放的な気分。
化膿止めには、クラリシッドが処方され、朝夕に引用する(3日間)
痛み止めのブルフェン飲用はこの日の午後まで。
口は平常に開くようになった。
腫れは引いて、顎の骨の辺りにしこりを残すのみ。
親不知が顎の骨に接触していたため、顎の骨を削る難手術だったと説明を受ける。
食事は通常通りにできそうな感じもするが、五分粥と刻み食が続く。








【7日目~退院】

この日は朝から退院のための最終診断、退院後の指導、入院費の清算など事務的に処理が流れた。
最後の食事だが、通常食に戻らず五分粥で終わる。パン禁の文字が謎を残して病院での食事は終わった。
この日の起床時の体重測定では、入院時から-6.0kg、1週間で6kg減るのだから入院生活はすごい。
昼は自宅でそうめん、夕食は日本そばを食べたが、まだ若干食べにくさを感じる。



以上、次回の診断は入院から11日目で、この日が抜糸になります。

食事は全体的に丁寧に作ってあって、食べるのに苦になることはなかったです。すべて残さずいただきました。ただ、味付けがちょっと濃い感じで、もうちょっと薄味にしたほうが好みでした。