こないだ耳鼻科に検査に行った。
そこの科は初診なので、アンケートを渡された。
過去になんか病気したかとか、今なんか薬飲んでるかとか、まあよくあるアンケート。
回答してくと、最後の方にこんな質問があった。

 ・この検査で悪性の腫瘍(がん)が見つかったら本人(あなた)への告知を希望しますか?

おっと、いきなりヘヴィな質問だ。ちょっと面食らってしまったけど、ここは「希望する」に○をつけた。

もうひとつ質問があった。

 ・この検査で悪性の腫瘍(がん)が見つかったら家族への告知を希望しますか?

あまり深く考えずに、これも「希望する」に○。
で、看護婦さんへアンケート用紙を提出。

待ち時間に考えたのは、この2つの設問には4つの回答パターンがあるけど、それぞれどういうタイプの人だろう?ということ。

本人告知は希望しない、家族に告知を希望するって人は、きっとプレッシャーから逃げたいんじゃないか、って思った。これって気が楽になるように思えるけど、もし入院した場合なんか、自分はガンじゃないのかって疑心暗鬼になってかえって落ち着かないような気がする。

本人告知を希望する、家族に告知を希望しない、って人は、自分ですべて背負いこもうというつもりかもしれない。あるいは、家族には(医者からではなく)自分から告げようと考えているのかもしれない。これは自分のペースでものごとが進められそうだ。わたしもこれにすれば良かったかな?

本人にも家族にも告知を希望しない、って答えた人がガンになった場合はどうなるんだろう?^^; ちょと想像できなかった。最後の最後まで本人にも家族にも告知なし、ってことが可能なのかな?

なーんてことをとりとめもなく考えている間に自分の番になり、鼻の穴にほげほげと診察器を突っ込まれて、1分で検査はおしまいだった。
なんも言われなかったので、わたしの鼻の穴の中には悪性の腫瘍はなかったのでしょう、きっと。

さて、今週末も釣りだ。
扉の写真は本文とは全く関係なくて、千倉の夜明けの写真です。

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