房州ユニークなラーメン2つあり。
ひとつは内房の竹岡式ラーメン
もうひとつは外房の勝浦式タンタンメン。

担々麺と言えば、芝麻醤の香り高き四川料理で、ラー油はアクセント。
しかし、勝浦近辺の食堂で出てくるタンタンメンは、まったく別物。
とにかくラー油。
ひたすらラー油。
こってりラー油。
勝浦式ラー油タンタンメンとも言われます。
竹岡式ラーメンがシャクリ釣りなら、勝浦式タンタンメンはまさにカモシ釣り(^^;)

その勝浦式元祖となる店が、鴨川市にある「江ざわ」。昔は勝浦市内に店があったそうですが、現在は北風原に移転。地元の常連客と観光客で賑わっているお店です。



上の写真はノーマルのタンタンメン(730円)。たっぷりのラー油に細麺。玉ネギとひき肉を炒めた具に、白髪ネギがわんさか乗ってます。

無防備にズルズルッと食べると…むせます^^;。
辛い、ラー油が辛い^^;;。でも、なんか美味しい。ラーメンを餃子のタレ(酢は無し)に付けて食べているようなジャンクな美味しさ。けっこう病みつきになるかも。

そして、江ざわにはさらに凶暴なメニュー、ハイレベルなタンタンメンがあります。下の写真はタンタンメン大辛(830円)。
スープの色が違います。赤くどんよりとしています。湯気もたっていない。
試しに一口味見させてもらうと…スープじゃないじゃん!、あぶらっ!^^;;;;。
表面から1cmくらいの棚まで、ラー油100%でした。妖怪油すましかっ?



他にもリッチな「上タンタンメン」(830円)というメニューがあります。それが下の写真、ひき肉がてんこ盛りになってます。
そして、これを頼んだKちゃんに店のおばちゃんいわく、「薄くしましょうか?」「え?」「普通のタンタンメンでもかなり辛いですよ」。なぜ女の子にだけそう言う?^^;
この言葉でびびったKちゃん、「う、薄くしてくださいっ!」
そして出てきたのがこれ。明らかにスープの色が薄い。
これも一口味見させてもらう....これが一番旨いじゃん^^;;;。



他にも冷やしタンタン、チャーシュータンタンなど、タンタンメンのバリエーションも豊富。タンタン以外にも、トントンメン、ラーメンもあります。鴨川~江見に釣りにきたらまた寄ってみよう。

[江ざわ]
鴨川市北風原150-1
11:00-20:00 月曜定休

坦々麺 江ざわ