アレス 出典:Wikipedia
ギリシャ神話に登場する神、アレスは、オリュンポス12神のひとりです。
ゼウスとヘラの間に生まれました。
戦いの神でありながら人間であるディオメデスに敗北したほか、英雄ヘラクレスからは半死半生の目に遭わされています。
また、巨人の兄弟アロアダイにより青銅の壺の中に13か月間幽閉されるなど、神話ではいいエピソードがありません。
ヘパイストスの妻であるアプロディテとの間に、ポボス(フォボス、敗走)とデイモス(恐慌)、ハルモニア(調和)、アンテロスをもうけます。
ポセイドンの息子の1人・ハリロティオスがアレスの娘アルキッペーを犯してしまいます。
激怒したアレスはハリロティオスを撲殺してしまいました。
今度はポセイドンが激怒し、アレスを神々の裁判にかけることを主張しました。
こうしてアレスの丘で世界初の裁判が開かれることになりました。
アレスは情状酌量の余地があるとして無罪となりました。
これ以降重大事件の裁判がアレスの丘で行われるようになりました。