セレネ ルーブル美術館所蔵 出典:Wikipedia
セレネは、 ギリシャ神話に登場する月の女神です。
父・ ヒュペリオン、母・テイアの間に生まれました。
兄弟には、太陽神ヘリオス、曙の女神エオスがいます。![]()
ゼウスとの間にパンディア、ヘルセ、ネメアをもうけました。
セレネは、輝く黄金の冠を戴き、額に月をつけた絶世の美女で、銀の馬車に乗って夜空を走り、柔らかな月光の矢を放つ女神と言われています。![]()
ギガントマキアでは、セレネは兄弟たちとともにゼウスに協力し、ギガスたちの味方をしていた大地母神ガイアが、薬草を見つけられないように空に現れなかったと伝えられています。![]()
エンデュミオンとの恋物語
セレネはある日、山で寝ていたエンデュミオンの美しさに魅了されて恋に落ちてしまいます。![]()
それ以来、セレネは地上で眠るエンデュミオンを空の上から眺め、ときには地上に降りて、エンデュミオンが目を覚まさないようにそっと爪先で近づき、眠っている顔を間近で見つめるようになりました![]()
しかし不死の神とは異なり、老いていくエンデュミオンに耐えきれなくなった彼女は、ゼウスに願って、不老不死の永遠の眠りを与えました。
以降、毎夜セレネは地上に降り、眠るエンデュミオンのそばに寄り添っていると言います。![]()
セレネがエンデュミオンに寄り添っている間、月が夜空から消えたと言われています。![]()
恋こがれた牧の神パン
牧神パンもセレネの美貌に魅了され、恋い焦がれたことがありました。![]()
そこでパンは、純白の羊毛皮に変身し、セレネを誘惑します。
毛皮の美しさに魅了されたセレネが地上に降りてきたところ、純白の羊をプレゼントして関係を持ったとも伝えられています。

