出典:Wikipedia
スフィンクスはギリシア神話に登場するライオンの身体と人間の顔を持った怪物です。
母・エキドナと父・テュポンとの間に生まれた子供たちのひとりです。
スフィンクスは、ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物です。
当初は子供をさらう怪物であり、また戦いにおいての死を見守る存在でした。
スフィンクスは、高い知性を持っており、謎解きやゲームをよく好みました。
スフィンクスは、ヘラによってピキオン山に座し、テバイの住人を苦しめていました。
旅人を捕らえては
「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これは何か」
という謎ときを出し、解けない者を殺して食べていました。
この謎ときはムサに教わったと言われています。
しかし、オイディプスに
「それは人間だ。人間は赤ん坊の時には四足で這い回り、成長すると二足で歩き、老年になると杖をつくから三足になる」
と答えられると、面目を失ったスフィンクスは、岩の台座から飛び降り、谷底へ身を投げて死んだと言われています。