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アルゴナウタイは、ギリシア神話の中のコルキスの金羊毛を求めてアルゴ船で航海をした英雄たちの総称です。
テッサリアのイオルコスの王子イアソンは、父から王位を奪ったペリアスに王位の返還を求めますが、コルキスにあるという黄金の羊の毛皮(金羊毛)を要求されます。
イアソンは女神アテナの助言を受けて、プリクソスの子で船大工のアルゴスに50の櫂を持つ巨船を建造させます。
船名をアルゴスの名から「アルゴ」(「快速」の意)としました。
アテナは、ドドナのオークから、ものを言う材木をアルゴの船首につけました。
ものを言う木材って どんなんだろう
イアソンが船員を募ると、ギリシャ中から勇者たちが集まりましたた。
こうしてアルゴ船に乗り組んだ勇者をアルゴナウテス、総称としてアルゴナウタイと言いました。
イオルコスを出航した一行は、レムノス島をはじめとした数々の冒険を経てコルキスに到着したと言われています。
コルキスではイアソンと恋に落ちたコルキスの王女メデイアが加わり、目的の金羊毛の獲得に成功します。
アルゴナウタイは、その後も冒険を重ね、部分的に脱落者も出しながらもイオルコスに帰還しました。
4ヶ月間の航海だったと言われています。